どーも
毎日暑いですね。
そんな中、さらに暑くなるような熱い農業青年の飲み会に誘っていただきました
声をかけてくれたのは「プルルンたまご」で御馴染みのまーやんさん。
そして発起人は以前一度お会いしたことのある、東海市でイチジクを生産している早川さん。
今日ははじめましてのお二人も
農業雑誌「Agrizm」で見たことあるという方もいらっしゃるでしょうか、
全国農業青年連絡協議会の前会長、ミニトマト「空飛ぶアイコ」を生産されている愛西市の石原さん。
そして、愛知の農業青年界の重鎮と呼ばれた人、
「丹下茄子」を生産されている、稲沢の丹下さん。
前々から一度お会いしておきたかった方々と旨い酒を交わすことができました
僕と同じ農業法人で勤務している青年に、
今日はこういう飲み会があるから、いつもより少し早めに仕事を終わらせるよう段取りを組もうと思っている、
と伝えると、
「なんかそれって、10年後の日本の農業を支えている方々の集まりって感じですね」
と返ってきました。
でも、間違いなくそうだと思います。
まぁ、僕なんかは駆け出しのルーキーなわけですが、
なぜかそんな素晴らしい人たちに囲まれた環境で農業をやれているんです。
これって、やっぱり色んな要因があると思うんですが、
こうやってブログなどで自分の気持ちや想いを発信し続けたこともその一つだと思います。
アツい農業青年諸先輩方は、非常に敏感にアンテナを張り巡らせていて、
そのアンテナにひっかかることができたんです。
また、アツい農業青年諸先輩方は、人と人をつなげることにエネルギーを惜しまず使うんです。
様々なつながりがぐるっと輪になって、縁がつながり円(ダブルミーニング)になるという感じですね
「農業は、親の代から続いてきて、このまま続けていくもの」という流れの中から、
ひとつ、違う目線で農を捉えている方々の意見は非常に面白く、
また、行政との関わりなど、親世代がメインとなって行うような仕事を自らこなしている、
そんな「違い」も感じました。
僕は、それこそ一人農場長ですので、全部ひっくるめて自分の背中にのっかかってくるものですから、
当然そういった交渉事や補助金絡みのところも本気で学んでいかなければいけません。
また、機会をみつけてはどんどん皆様の知識や技術を盗みにいかせてもらおうと思います
いい時間、ありがとうございました
終電で帰宅し、いい眠りをとって、気合充分で畑に
ニンジンの種まきを前に、畑に生やしてしまった雑草を処分し、
キレイな状態にしていきます。
作業をしていると、隣の畑の方が、「ネギの苗がたくさんあるからもっててちょうだい」
と、声をかけてくれたので、さっそく空いた畑に植えてきました。
早掘りのサツマイモも試し掘りをしたところ、ボチボチ大きくなってきていましたが、
まだ暑さ真っ盛りの中、あまりサツマイモ食べる人はいないかなと思い、
もうちょっと畑で大きくなるのを待つことに。
超スイートな新品種の出来が楽しみです
夕方頃に、なんとか一通り畑をキレイにできたので、
倉庫に戻って愛車の「日ノ本」に深耕ロータリーを装着
トップリンクを変更して装着してみたら無事、取り付けることができて、
念願の深耕ができます
倉庫の横で試運転。
迫力のツメの長さ、見えますでしょうか?
これでメリメリっと土を刺し、バババッーと土を飛ばし、
深く、深く耕運していきます
深耕はゆっくり引っ張っていったほうがしっかりと仕上がるので、
丁寧に作業をしていたのですが、気付けばあたりは真っ暗。
ライト全灯で仕上げてきました
今年こだわりたかったことのひとつ、「ふかふかの土」のための第一歩です
そして、
もう一つこだわりたいこと、それが「堆肥」です。
今の社会情勢の流れから、「牛」に対する放射能汚染問題は最終的な排泄物である「牛糞」
そして牛糞から作られた「堆肥」に発展し、いわゆる「有機栽培」など、
今まで消費者に良しとされてきた「牛糞堆肥を使用して育てた」ということが、
ストンと裏返ってリスクになる可能性すらあるのです。
いざニンジン収穫の時期ともなれば半年後。
どう転んでいるかすらわからない状態です。
ですので、今年は「鶏ふん」をメインにしていく方向で動いています。
鶏のエサは海外からの輸入がメインということですが、
適当なこと言ってちゃダメですので、より詳しい事はもっと勉強してから書きます。
安全で、おいしく、子供が喜んで食べられるニンジンのために、
自分の持ちうる限りの技術と知識、有り余る情熱をつめこんで、「甘ニンジン Lily 2011」を創っていきます
お読みいただいてありがとうございました