イテテテテ | LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜

LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜

農業を始めたい、そんなあなたに一度は読んで欲しい新規参入への挑戦、失敗と成功を何一つ隠すことなく書き記した人生の記録。

これは「日本の農業をカッコよく!」をテーマに情熱伝道師として全国を飛び回る農業者のストーリー。

どーもグッド!


今日は朝一で直売所にラディッシュを持ってGOクラッカー


とにかく、初めて出荷するときは価格付けに迷います。



で、


「最初高かったものを安くするのはとても容易いけれど、最初安かったものを後から高くするのは難しい」


という原理から、最初はインターネットなどで販売しているブランド野菜の価格を参考に価格付けをします。


その価格で売れれば最高なんでしょうけど、


まだまだ自分は新米農家、当然その価格では売れません。


ですので、そこから徐々に価格の折り合いがつくところを探していきます。


底辺はスーパーの安売り価格、それ以上安くしないといけない場合は販売チャネルの変更を考えます。



今日は完売ならず完敗べーっだ!


夕方まで様子を見て、明日の分は価格の変更をしてみましたにひひ




直売所に出荷するようになって思ったことがいくつかあります。



とにかく、たくさんのお客様に買っていただくために、手に取りやすい価格で販売するためには、


作る量を増やすことが大事なんだと思いました。


ざっくりした話、簡単に考えれば生産量を増やせば種代、肥料代と生産コストは上がるのですが、


どこかに「自家消費用野菜(家庭菜園)」と「販売用野菜」のボーダーラインがあって、


生産量がそのラインを超えるとコストに対する利益がしっかりしてくるような感じをうけてます。



我が家のラディッシュの場合、まだまだ、全然生産量が足りていません。


さっきのボーダーラインという話でいうなればまだ「家庭菜園」寄りの生産量でしょう。



直売所出荷のみだとしても、最低一品目面積で3a・90坪(あくまでもウチみたいな小規模農家で)は栽培しないと、安定供給はできないと思いますし、認知される前に収穫できる野菜がなくなるといった結果になると思います。



「いつ行ってもあの人の野菜はあそこに行けばあのくらいの価格で買える、味も安定している」


そのようにお客様に認知してもらってこそ、クチコミのパワーを活かせますし、


そのレベルまでいかないと価格も安いままで終わってしまいます。



例えばニンジンは約2ヶ月半出荷できましたが、実際販売数をグラフにするとグーンと伸びたのは2ヶ月を超えてからで、


「ここからもうひとステージ上がるぞ!」というところで残念ながらニンジンの収穫が終わってしまいました。


2ヶ月安定して出荷ができれば、直売所に来店されるお客様に、


来店頻度が月一回の人でも2回、週一回の人では8回も、うちのニンジンが並んでいるのを見ていただけるわけです。


それが多いか少ないかはまだわかりませんが、とにかく2ヶ月の間、


「きちんとした品質」のものを「いつも安定した量」で「正当な価格」で出荷し続ければ、


3ヶ月目で花開くのかな、なんて感じを受けました。





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試験的に色々な野菜を作ってきましたが、


それぞれ作付け面積が非常に少なく、販売に到らないレベルでした。



ここからは、自家消費野菜と販売野菜を明確にした栽培をしていかないといけない。



倉庫の横の小さな畑で作る野菜は全て自家消費、販売はしない。


他の畑で作る野菜は最低でも一ヶ月、毎日出荷できる量の栽培をする。


そうすれば、畑の空きもなくなるし、無駄な草も抑えられる。



とにかく、種を買うときはどんなものでも思い切って「業務用サイズ」を買ってみようにひひ




ラディッシュ、タマネギの出荷が終わって夏の間、


出荷できる野菜を考えて、早く準備しないといけない。


ニンジンの最終出荷からラディッシュの出荷まで1ヶ月半のブランクは結構大きかったショック!



ここの溝を埋めていこう!!