どーも
今日は満タンな一日
まずは朝一番で、畑沿いの土手の草刈り
この通りカラスノエンドウなどの雑草がボーボー。
このままでは虫が集まって畑の野菜に悪さをしそう
こちらアフター。
スッキリ
ここで本日はゲストが合流
「~花を愛し、山を楽しむアウトドア集団~ 花山会」
から、以前もお手伝いにきてくれた眞さんと、農大卒業直後の若手、奥ちゃんが来てくれました
今日のスズモリファームは4人体制です
まずは丹波種の黒枝豆の種をまきました
その隣の畝にはスイートコーンの苗を定植し、鳥に狙われないようにペットボトルを再利用したキャップをかぶせます
その後、一旦倉庫に戻り、○恒Hさんのご紹介でクボタのAさんにキャロベスタを見てもらいました
とりあえずキャブレターを外して預けて、一回きっちり確認してもらうことに。
エンジンオイルを交換してキャブがいつ戻ってきてもいいように準備をしておきました
次に朝と別の畑に移動して、
ニンジンの畝にトンネルをかけました。
だいぶ暖かくなってはきましたが、やはりトンネルをかぶせると生育の早さが違います。
ちょっとだけ写ってる奥ちゃん。
完成。
シャドークイーンも、とうやも、どんどん芽を出し、伸びています
ここでひとまず畑作業を終了。
せっかく来てくれた二人に楽しんでもらえるように、そして何かを得てもらえれば、ということで視察ツアーへGO
まずは産直施設あおいパークへ。
二人ともそれぞれに野菜の価格に驚いたり、パークの施設をじっくり眺めていました。
次に、トマトベリーの長田農園「おっさ」さんが直売所をOPENしたということで、
ちょっとした手土産を持ってお祝いという名の見学に
二人はあまり施設栽培というものを見たことがなかったのか、色々驚きながら楽しんでました
おっさ社長も丁寧に色んなことを話してくれました。
自分も誰かが畑に来てくれたときに、
色んなことを話して、野菜生産への想いを人に伝えたり、
こういうことをしていきたいと伝えるために、自分の中で大事な「芯」「信念」をもっと固めていきたいと感じました。
こちらが「トマトベリー」イチゴのようなかたちのミニトマト
最近のミニトマトは甘いものが多いので、そのつもりで食べたら、
なんというか、まずガツンとくるのがしっかりした「トマトの味」なんです
昔ながらのトマトの味なんですが、トマト臭さが少なく、味が濃い。
で、じゅわっと甘さが来て、果肉感が広がり、後味がこれまたうまい
食べるほどクセになってどんどんつまんでしまう
これが噂のトマトベリーか
きっちり味わわせていただきました
ありがとうございました
見学ツアーを終えて倉庫に戻り、ここで二人と解散
その後は再度嫁さんと畑をまわって残った作業を片付け、
ちょっとした実験
同じ品種のサニーレタス、同時期に播種、同じ畑で育てました。
まずA、
こちらは堆肥で育てた有機栽培のサニーレタス。
種をまいてある程度大きくなったところで株間を空けて苗の植え替え。
次、B、
肥料なし、自然栽培のサニーレタス。
種はすじまきで密植。
写真の撮り方で違ってみえますが、実物の見た目は有機栽培の方が紫の部分の色が濃い。
味はそんなに変わらないかなと思ったのですが・・・
自然栽培の方は渋み、というか苦味がありました。
有機栽培の方が柔らかく、後味の渋みがありません。
明らかに差があり、有機の方を食べた後は苦くて自然栽培の方を食べるのが大変になったくらいです
たぶんですが、化学肥料をたっぷり使って育てればもっと柔らかくておいしいサニーレタスができるでしょう。
ちょっと違うかもしれませんが、こんな例えが思い浮かびました。
○何も飲まずに筋トレする。(自然栽培)
○大豆などのタンパク質の多いものを食べて筋トレする。(有機栽培)
○プロテインを飲んで筋トレする。(慣行栽培)
トレーニング効果(おいしさ)を充分に引き出すのは、
やはりトレーニング効果を効率的に筋力UPにつなげる(栄養吸収を高める)プロテイン筋トレ(慣行栽培)である
ってとこでしょうか。
野菜が欲しがる栄養分を有機的な形で与えて、時間をかけて無機的なものにしてから吸収させるのが有機栽培。
それに対して、欲しがる栄養分をストレートな形で、量を調整して与えられるのが化学肥料を使った栽培。
となれば、やっぱり化学肥料を使用したほうが効率がいいんでしょうね。
でも、堆肥などの有機質肥料は物理的な土壌改善効果もあり、長い目でみれば安定したうまさを得られるでしょうし、
化学肥料は使用量を間違えればそれが苦味の原因にもなる。
それぞれにそれぞれの良い所があるってことですね
しかし。
今日はBLOG長くなるなぁ。
何しろ満タンな一日だったもので
さて、実験結果を体感しながらそんなことを考えていると、
1本の電話が。
「ヤンマーの耕運機だけど、もしいるなら用意しておくから取りに来てね」
突然の朗報
鈴盛6号、ヤンマー 耕運機GETだぜ
これで耕運機が3台に
このヤンマーはロータリー付だったので、一般的な耕運専用機にします
そして、以前Yさんにいただいたクボタの耕運機は馬力も大きく、ディーゼルで粘りもあるので、
ニンジンなどの高畝立て専用機に
初代耕運機、リリばあちゃんの使っていたホンダは、アタッチメントを探し出して、
なんとか土寄せや畝形成などの変形技が使える一台にしていきたいです
今日も、ほんっとうに皆様に感謝
ありがとーーーーーーーーーうっ