どーも
今日も雪、積もりましたね
うちの小坊主もシルバーの全身ダウンにエアジョーダンで武装して雪遊びしてます
このまま立派なB-BOYへと成長してくれ。
この前、直売所にニンジンを並べていると、
「碧南の人間はこの時期になるとそこらじゅうの直売所にニンジン山盛り運んで占拠しやがる」
と、皮肉を言われてしまったので、
実際どんなもんなんだろうか見に行ってみようといくつかの直売所に調査にいってきました。
おっしゃるとおり、どこもニンジンは「碧南産」が出ていましたね。
安城や高浜などの隣の市までは配達してる人がいるんでしょう。
よく名前を聞く生産者さんが出していました。
しかも安い。
味もカタチももちろん最高峰ですよ
僕なんてまったく太刀打ちできません。ほんとに
改めて、碧南をニンジンの産地にするため努力を重ねてきた過去の偉人達、
そして最高品質を維持してブランド化を推し進めてきた諸先輩方に敬意を示したいと思いました。
リスペクト
お手軽価格でこんなにおいしいニンジンですから、山盛りで他のエリアを占拠するのは賛成です
他の市でニンジンを作っている方からすると厄介な存在かもしれませんが、
お客様はおいしくて安いものが手に入って喜んでいるはずです
なんていうか、さすがに岡崎エリアでは碧南産のニンジンが直売所に並ぶことは少ないので、
現状Lilyちゃんが活躍させていただいている状態ですが、
先輩方を見習い、品質や価格ひっくるめてもっと洗練していく必要があるなと感じました。
でも、産地の人って、その「価値」を見誤りやすいってことがあります。
ベテランの方のニンジンも、あれだけの品質のものですから、もっと高くても大丈夫だと思うんです。
でも、たくさん作っていて、安定した販路があると、どうしても自ら価値を見失うものなのかもしれません。
と、いうのも、こんな話があります。
マコモダケというイネ科の植物が、直売所で高機能食品として1本300円の価格で飛ぶように売れている地域がありました。
「それならうちの地域も」と話を知ったある地域が町ぐるみで農家や、定年帰農者も混ぜて栽培をして、
マコモダケによる町おこしをしよう!と行動をおこしたところ品余りがおき、
その結果、ある家庭菜園者が袋にたっぷり詰めたマコモダケを150円で売ったことから相場の崩壊がおき、
マコモダケというのは簡単にできるが金にならない安い作物である、と結局イメージダウンをしてしまったという話があります。
本当の作物の価格を決めるのは誰なんだろう?と考えさせられる事件です。
そして、昼過ぎからちょっとニンジンの収穫
C-BOY(キャロットボーイ)である私は、
オレンジのつなぎにオレンジのネックウォーマー、オレンジのグローブに、
オレンジの刺繍入りキャップと、オレンジのライン入りダウンジャケット、
インナーには葉っぱ色である黄緑のスウェットというやりすぎないでたちです
ほんとは緑のキャップでもかぶれば「ニンジンのコスプレしたイカれた奴」になれるんでしょうけど、
とりあえず避けときました
近々の予定として、つなぎの背中に「Orange Magic」という刺繍を入れる計画があります
そして、ニンジンの形をしたペンダントトップをオーダーメイドで作成する計画もあります。
USのラッパーがつけてるような、ラインストーン(やつらはダイヤだと思うけど)がぎっちりはまったデカめのやつです
見た目から入りすぎか。
明日は名古屋マルシェ・ジャポン にて、盟友やおやのフジクン がわがやのニンジンを、
ポップかつお洒落に街へ広めてくれます
「DJ9 feat Fujikun
ニンジンの産地碧南市からリアルなニンジンがやってきた!
その名も「甘ニンジン Lily」
糖度8.5以上の甘味とその香りに酔いしれること間違いなし!
2/12より、FJ Marketにて In store now!」
フジさんの作ってくれたPOPより抜粋
この言い回し。
素敵すぎ
また、翌週月曜からは、昨日OPENしたおとうふ工房いしかわ
の「とうふや豆蔵知立店」さんでもニンジンを置いていただけるよう話を進めてくれたようです
いつも、ありがとうございます
よろしくお願いします
生産者って、自分で営業活動するのが好きな人もいればそうでない人もいる。
僕はどんどん攻めるのが好きなタイプですが、中にはそういうことはむいてないからやらない、という人も多いでしょう。
そんな人は「想いを代弁して販売してくれる人」に出逢えると運命が変わると思います。
苦手な販路拡大に注ぐエネルギーをひたすら栽培に注ぎ、
その分、イイモノを作ることに集中できるようになり、結果よく売れるようになる。
で、売れるから相互利益がうまれ、WIN-WINの関係が成り立っていく。
僕はたくさんの想いを代弁してくれる人に出逢えた。
だから、今はその人たちの気持ちを裏切らないためにも、とにかくイイモノがつくりたいと思っています。
そして、それがお客様に届くのが何よりの喜び。
ホウレンソウの仕掛けの準備は整いました
タマネギもあと2ヶ月くらい、できる限りのことをしたいと思います。
ほんとホウレンソウは全部のアイデアをぶつけることに今からワクワクしてます。
かますぞっ