九州電力、太陽光発電の有効活用へ!ハウステンボスや鶴崎共同動力と連携し、昼間の電力需要を創出!再 | 七転び八起きの爺さん

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九州電力、太陽光発電の有効活用に向け上げデマンドレスポンス(DR)を推進(まとめ)
ハウステンボスや鶴崎共同動力と連携し、昼間の電力需要を創出


概要
九州電力は、太陽光発電の有効活用に向け、昼間の電力需要を底上げする取り組みを拡大しています。今回、テーマパーク「ハウステンボス」や大分石油化学コンビナートに電力を供給している「鶴崎共同動力」と連携し、上げデマンドレスポンス(DR)を活用した新たな取り組みを開始しました。

取り組み内容
ハウステンボス熱供給:日中に冷凍機を稼働させ、空調用の冷水を敷地内に供給することで、数百キロワットの電力需要を創出します。
鶴崎共同動力:自前の火力発電所の出力を抑制し、数千キロワットの電力需要を創出します。

効果

2023年度の実績では、両社による上げDRで、一般家庭約5000世帯が1カ月に消費する電力量に相当する需要を創出しました。
太陽光発電の出力制御量を削減し、再生可能エネルギーの有効活用を促進します。
企業のCO2排出量削減にも貢献します。

課題
企業にとって手間が増える一方で、経済的なインセンティブが小さいこと。

今後の展望
九州電力は、認知度向上や経済的インセンティブの充実などに取り組み、上げDRの普及拡大を目指します。

上げデマンドレスポンス(DR)とは
電力需要が集中する時間帯に、電力会社が企業などに協力してもらい、電力の使用量を抑制または時間帯を移行することで、電力供給の安定化を図る仕組みです。

本取り組みの意義
太陽光発電の出力制御量削減による再生可能エネルギーの有効活用
企業のCO2排出量削減による脱炭素化の推進
電力供給の安定化

参考情報
九州電力プレスリリース「2024年6月5日 九州電力、太陽光活用へ昼需要喚起 ハウステンボス連携」https://www.kyuden.co.jp/english_index
経済産業省資源エネルギー庁「令和4年度電気事業計画の概要」https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/denki/index.html


九州電力、太陽光発電の有効活用へ!ハウステンボスや鶴崎共同動力と連携し、昼間の電力需要を創出!再生可能エネルギーの更なる普及へ!


#上げDR #脱炭素 #九州電力
【日経より】九州電力、太陽光活用へ昼需要喚起 ハウステンボス連携 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC134O30T10C24A6000000/