みなさん、こんにちは!
つい先日、こんな記事を投稿しました。
今日も、少し似たような内容になりますが、お付き合いください
一文において、とても小さなパーツですが、大きな意味を持つのが 助詞 です。
てにをは と呼ばれることもありますね。
今日は、助詞について思うことを書いてみようと思います。
助詞について、不自然な使い方をしても、まったく違和感のない子たちがいます。
こっちが正しい使い方だよ、そう教えても、ん? なんで? という反応なのです。
そもそも、日本語ネイティブなら自然に使い分けができるものなのですが……。
子どもに限らず、大人でも、助詞の使い方が不自然な人が多いです。
SNS等で口語表現がそのまま文章化されることが当たり前になってからだと感じるのですが、
助詞のミスがとても目につくようになりました。
スマホで打つと、思わぬ変換ミスや、なんらかの事情で途中で中断するため、うっかり間違えてしまうこともあるでしょう。
百歩譲ってそう思いたいのですが、不自然なのは、明らかに同じパターンです。
もしかしたら、新しい表現が生まれてきているのかもしれません。
どのような表現かというと、
人が手に取ってもらえるようなところに陳列する。
116名の方がコンサルに入っていただいた。
このような文に違和感はありませんか?
文字を赤にしたところが、問題の助詞です。
本来なら、
人に手に取ってもらえるような
116名の方にコンサルに入っていただいた
とならなければなりません。
いずれも、インフルエンサーといわれる影響力の大きい人たちの文です。
言葉は、使う人が増えれば増えるほど、そちらが正しいと認知されていきます。
お客様が使っていただく
というような表現が、今後当たり前になるかもしれませんね。
もちろん、言葉は生き物。
変化するのが当然ではあります。
とはいえ、日本人が母語である日本語を正しく使うことができないというのは、やはり問題があるのではないでしょうか。
国語教育以前に、日本語教育の必要性を感じます。
相当危機的状況だと思うのですが。。。いかがでしょうか。
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