大江戸浪漫譚 其ノ四 【翔潤】 | 山風妄想 ~BL小説~

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翔担で最近は翔潤にどっぷりなので、翔潤話し(&チョイチョイ大宮を放り込みます(笑))ばかりです

不定期更新ですが、読んで頂けたら嬉しいです♪





久々に一緒にCMに出れるのに、しょおくんの様子がおかしい

まあ、こんな恋愛じみた感情を抱いてるのは俺だけなんだから仕方無いんだけど

でも、心配する事位は同じグループのメンバーとして許されるよね?

「しょおくん…何だかソワソワしてるけど、どうしたの?」

「ん?あれ、そうか?」

そう言って微笑むしょおくんは、いつものしょおくんに見えるけど

長年一緒に居るから分かるよ、誤魔化してるって事位…

そして、これ以上聞いてくれるなって事だって分かっちゃうのは悲しいね

俺は仕方なく仕事に集中する



仕事になれば、しょおくんの集中力は物凄くて

自分の魅せ方を良く知っていて、次々と期待に応えて行く

俺も負けられないと頑張ったせいか、1時間近くも巻いて終わった

俺は意を決して

「ねえ、しょおくん、この後は?

何も無かったら飲みにでも行かない?」


誘ってみると「うーん…」とかんがえた後

「ゴメン、また今度にするわ

誘ってくれて嬉しかったよ

じゃ、お疲れ!」


そう言って素早く着替えると、マネージャーと共に帰ってしまった

ポツンと残された俺は、しょおくんの消えて行った方向を見てる事しか出来なかった



家に帰った俺は、一人悶々としてた

今までは、しょおくんが仕事を以外で食事や飲みを断る事なんて無かった

だから考えたくは無いけど、もしかしてしょおくんに大切な女性(ヒト)が現れたとか?なんて…

勝手に沈んでいく気持ちをどうにかしようと頭をブンブン振って

少し熱めのシャワーを頭からかぶってササッと全体を洗って出ると、ビール一缶を一気に飲み干して眠りについた



翌朝

大して呑んでもいないのに頭が痛くて

何とか布団から抜け出したものの、気分は最悪だった

それでも間近に控える舞台の稽古を休む訳にはいかず、渋々準備を整えマネージャーを待つ

車の中でも稽古場でも、時間が空くと昨日の『女性説』が頭を掠めて行く

しょおくん…

それでも募る想いを消し去る事なんて出来る訳も無くて

集中出来ない俺は当然の様に注意されまくり、結局稽古場を追い出されてしまった

ああ…益々凹むなあ…



其ノ五



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この前、イチゴジャムを作りました🍓

昔、母が大量に作ってた頃、「跳ねるのがイヤ」って言ってたんですが、やってみたらそんなに跳ねない

煮詰め方が足りないのかしら?

今となっては確かめようがないのですが、母を思い出しながら作ってる時間は、少しホッコリとした時間になりました😊



今回も読んで頂き、ありがとうございました❤️💜