大江戸浪漫譚 其ノ二 【翔潤】 | 山風妄想 ~BL小説~

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翔担で最近は翔潤にどっぷりなので、翔潤話し(&チョイチョイ大宮を放り込みます(笑))ばかりです

不定期更新ですが、読んで頂けたら嬉しいです♪



(家康)

城を抜け出すのに、正信は伊賀者を数人付けて来た

月明かりだけが頼りの静寂の中、すれ違う者も殆ど見受けられぬ

おかげで街並みをじっくり見て歩いても、怪しまれずに済む

比較的新しく出来た建物の中に古い建物も見られ、新旧が上手く融合して見える

本当なら昼間に見てみたいものじゃが…

それは叶わぬ事と分かっておる

だから出来るだけ目に焼き付けようと、あちこち見回していると、突然

「どうかなさいましたか?」

と、女子の声…

驚いて振り向くと、そこには今まで出会ったことの無い、世にも美しい女子が立っていて

一目でワシは取り込まれてしまったのじゃ

その女子はワシが暗がりの中、迷ってしまったのかと思うたのか、心配そうに顔を覗き込んで来て

何も話せぬワシに、事情は聞かず、明るくなってからの方が安全で探し物も見つけやすいと言い、半ば強引に自分の家に連れ帰ってしまった

困惑する伊賀者には「大丈夫だから」と、少し離れるように指示し、ワシは『ハナ』と名乗った美しい女子と至福の一時を過ごして

ハナが眠りにつくとワシはそっと口付け、後ろ髪を引かれながらも渋々城へと戻った



翌日、ワシの行動を知った阿茶に、正信と共に酷く叱られてしまった

まあ、それは当然の事ではあるので置いておいて…

ワシは諸々分かった上での行動であったが、ハナは違う

消えたワシの事をどう思っているのか、心配でならなかった

じゃが、町娘を城に上げる訳にもいくまい

分かってはいても苦しくて、時折伊賀者に様子を見に行かせていた



半年程して

ハナの懐妊を知った

ワシの…子…か?

たった一度の事…

それでも子が出来ることは分かっている

もしワシの子であれば、内密にせねばならぬ…

どうするべきか頭を悩ませる日々が続いていた



そう…この頃からじゃった

何やら不思議な事が起こり始めたのは…



結局ワシはハナの気持ちを聞きたくて、文を書くことにした

じゃが町の者達は字が読めぬと聞いて、ワシはハナへの文を密かに運ばせる者は字の読み書きができ、尚且つワシの身分を感じさせぬ者を選んだ

そして、ワシの名は『ヤス』しておいたが、見る者が見ればワシの字と分かるかも知れぬ

まあ、今はそれ程の者も居らぬであろう

さて

ハナに宛てた最初の文も書き終え、決めた通りワシの文机の左脇に隠し置く

こうしておけば夜の内に抜き取り、翌日には届けて読んで聞かせ、代筆した返事をその夜には又、文机に戻してくれる算段だ

しかし…

翌日、文机の脇に有ったのは、見た事も無い紙?にペンセルと思しき物で書かれた文らしき物

それも結構悪筆である

とても怪しき代物で

何度もひっくり返しては眺めてみたものの、良く分からぬ

ここは念の為、正信を呼び確かめる事にした

何かあっては、阿茶に何を言われるか分からぬゆえ…



其ノ三



・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*†



今日は息子のリクエストでカレーを作ってたんですけれども

我が家ではサ〇モスの真空保温調理器(鍋で熱を加えた後、保温器に鍋ごと入れて保温します)を使うんですが、来客予定があって熱を加えてる時間を待ってられない

そこでタイマーを掛けて息子に「タイマーが鳴ったら(鍋を指さして)これを(こちらも保温器を指さして)こっちに入れておいて」とお願いして、私はバタバタと動き回ってました(伝われ!)

何とか落ち着いて来たので鍋を確認しに行くと…

保温器の中には直接具材が入れられていて、鍋はキッチリ水に浸かっていたのでした😅

そういう発想は無かったな〜🤣

息子は反省しきりでしたが、私も伝え方が悪かったと猛反省

伝えるって難しいですね…

(これ、伝わりましたか?😂)



今回も読んで頂き、ありがとうございました❤️💜