大江戸浪漫譚 其ノ一 【翔潤】 | 山風妄想 ~BL小説~

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翔担で最近は翔潤にどっぷりなので、翔潤話し(&チョイチョイ大宮を放り込みます(笑))ばかりです

不定期更新ですが、読んで頂けたら嬉しいです♪


(家康)

江戸に幕府を開き、平和な毎日を送るワシは、少々退屈していた

勿論、やるべき事は山積しているのだが、どれも手につかない

『戦無き世』は、ワシと瀬名の願いであったはず

なのにこれでは…

ん〜…と伸びをした所に入って来たのは本多正信

コイツは何かと狡猾であり、ワシにキツイ進言でも何でもして来る

まあ、今となっては、コイツか阿茶位しか進言なぞ出来る者も居らぬのだが

「殿、こちらの…」

「あー、分かっておる!

もう少し時間を…」


「いーえ、分かって居られませんっ!

先刻も申しました通り、こちらの書簡などは…」


「あー、分かった分かった!

すぐにやる!!」


結局こうやって正信の言う通りにやらねばならぬ様になる

ワシの方が立場は上な筈なのに…



溜息をつきながら書簡を手に取り、ふと思いつく

「なあ、正信よ

ワシは今まで江戸の街を直に見た事が無い

一度連れて行ってはくれまいか?」


乞う様に言ってみる

すると正信は少し考えた後、大きな溜息をついて

「分かりました、殿がそう仰るのなら…

但し!

そこに溜まってます物、全てを片付けてからにございますぞ!?

そして昼間は目立っていけませぬ

危険ではありますが、夜にひっそりと抜け出しましょう」


やっと正信が折れてくれた事と、暫しの間城を抜け出せるとなった事で、ワシの気分も軽くなり仕事も捗った

そんなワシを正信は呆れた目で見ておったが…



次から次へと付け足される仕事を何とか片付けて

漸く城を抜け出す算段もつき、ワシはかなり浮かれてた様で

首を傾げる者が多い中、正信と阿茶だけがキツイ視線を送って来ていた

ハテ…阿茶はこの事を知らぬ筈じゃが…?

首を傾げるワシに近付いて来た阿茶は

「何か良からぬ事をお考えです?

正信も一緒ですね?

何年殿のお傍に居るとお思いですか

殿のお考えなど、手に取る様に分かりまする

全くお二人と来たら…」


こちらからも説教を食らってしまった

やはり女子とは怖いものよ

正信の方がマシに見えて来るではないか

まあ、だからと言って計画を変えるつもりは無いが…



其ノ二




・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*†



ども…

最初から翔潤どころかメンバー誰も出てこないとか、大丈夫かな〜と…

更に次も出てこない予定です(オイオイ)

でもって、苦手=歴史でして😣

もういっそうのこと、ファンタジー?と捉えて頂けたら良いかと思います(大丈夫かな、このお話💧‬)

途中で消えないように頑張りますので💦



今回も読んで頂き、ありがとうございました❤️💜