櫻 舞ふ頃 vol.127 【潤翔・翔潤】 | 山風妄想 ~BL小説~

山風妄想 ~BL小説~

嵐5人大好き!妄想も大好き♡

翔担で最近は翔潤にどっぷりなので、翔潤話し(&チョイチョイ大宮を放り込みます(笑))ばかりです

不定期更新ですが、読んで頂けたら嬉しいです♪





何で俺はこんな時に限って忙しく仕事をしてるのだろう?

本当はもっとずっと潤の傍に居て、励ましたりしたいのに…

でも、俺が仕事を断るのを潤は嫌がった

俺がタクトを振る姿が好きだからと…

でも、そんなモノは元気になったら幾らでも見せられるのに

自分のせいで仕事が減る事を心配してるのだろうか?

そんなの潤と比べるまでも無いのに…



数日振りに潤と一緒に岡田さんの楽団の練習に行った

潤は今までと変わった様子は無く、仲間達と談笑していて

そんな姿を見ると、少しホッとする

そんな中、会話を抜け出して、楽譜を持った二宮が近付いて来た

首を傾げると、少し周りを気にしながら譜面を指さして、何か分からない事を聞く素振りで

「櫻井さん

仕事が忙しいのは分かります

潤がそれを望んでいる事も…

でも、もっとちゃんと潤の事を見てあげて下さい」


そう言ってペコリと頭を下げると、仲間の元へと戻って行ってしまった

どういう事だ?

潤の事をもっとちゃんと見ろ?

俺は出来る限り傍に居て見てるつもりだが…

それでは足りない何かが有ると?

頭を捻って考えてみようとした時、タイミング悪く休憩が終わってしまった

クソッ…



練習が終わって

今日は久し振りに潤の部屋に泊まれる

帰りにスーパーで食材を買って帰ると、潤はすぐにフロの準備をしたと思ったら、キッチンへと行ってしまった

二宮言葉が気になって仕方なかったけど、タイミングを間違えば変に勘繰られそうで

潤が戻って来るまで散々考えた末に出た言葉は

「なあ…何だか顔色が悪くないか?」

なんて、めちゃめちゃベタなモノ

それでも潤はビックリした顔をして

「そう…?

疲れてんのかな?」


こちらもベタに返して来る

俺は意を決して

「もし…何か有るならちゃんと言ってくれよ?

俺は潤が大変な時に、何もせず終わりたくないんだ

ほんの微々たるものかも知れなくても、お前の力になりたいから」


言うと、潤はストンとソファーに腰掛けて目を泳がせていた

俺は二宮に言われなければ分からなかった自分に腹が立つと言うか、恥ずかしいと言うか…

これからはもっともっと潤の傍に居て、少しの変化も見逃さない様にしようと心に決めた



vol.128 




・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*†



最近、「GANTZ」の原作マンガを読んでます

でもね、読むとやっぱりニノの映画を観たくなるんですよね〜

blu-rayとか持ってないから、どっかでやってないか探してみようかしら



今回も読んで頂き、ありがとうございました❤️💜