【「縁切り」の意味 】
ちょうど良い教材が目に入ったので少し👇
👆たぶん笹、地下茎が横に横に伸びていって敷地の外に飛び出した成れの果て
ご覧のように地下茎は横にしか伸びられず、土のない環境では枯れてしまいます。この性質を利用して、人工的にその環境を再現するのが「縁切り」
さらに縁切りの底をV字になるよう、地中にヒビを入れるがごとく三本鍬を振るうと「水の下への通り道」が確保されます。
地中30センチあたりの硬盤層で止まることなく地中へ落ちた水は、雑草、野菜問わず地表付近から育った植物が伸ばした根っこによって吸い上げられます。(…細かく言えば葉っぱの蒸散を起点にした上への水の移動)
こうして「水の上下の循環」を確保するのが縁切りする意図の一つになります。
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笹が横に横に伸びるのは、その深さの土の硬さをほぐすため。笹の仕事によりほぐれてきたら次はその硬さの土を下に割って行ける別の植物が育ち始め、役割を終えた笹は姿を消していく…と聞いています♪
自分の畑の場合、発生源の隣地近くはまだまだ元気がいいけれど、そのほかの場所では目立って蔓延ることはなくなってきています😄