達也ホンジュラス戦間に合った
名古屋戦に帯同


名古屋戦でベンチ入りする田中達は練習中に笑顔を見せた(手前は岡野)
名古屋戦でベンチ入りする田中達は練習中に笑顔を見せた(手前は岡野)
 ぎっくり腰で戦線離脱していた、日本代表FW田中達也(22)=浦和=が、27日の名古屋戦(アウエー)でベンチ入りすることが決まった。26日、ブッフバルト監督が「帯同します。先発はないが、彼のような選手がベンチにジョーカーとしているのは相手にとって脅威だ」と、スーパーサブでの復帰を明らかにした。

 田中は7月末、韓国で行われた東アジア選手権で代表初招集。3日の中国戦で得点して注目を集めたが、直後の練習で腰を痛めた。帰国後は治療を受けた後、21日に練習に合流。名古屋への移動で腰にかかる負担が懸念されたが、チームドクターからゴーサインも出て帯同が決まった。

 ナビスコ杯準決勝千葉戦(31日、駒場)では先発の見込み。9月2日には、日本―ホンジュラス戦(9月7日、宮城ス)の代表メンバーが発表される。田中は「いいプレーをすればまた呼ばれる。自分らしさを出す」と、完全復活へ意気込んだ。

中田ベンチ即デビューも
27日 ウエストハム戦

 【ボルトン(英国)26日=森昌利】ボルトンのMF中田英寿(28)が27日のウエストハム戦(アウエー)の遠征メンバーに入った。26日の会見に臨んだアラーダイス監督が帯同を明言。ベンチ入り即デビューの可能性も示唆した。

 中田は25日に移籍手続きが完了したばかり。アラーダイス監督はまず「ヒデをウエストハムに連れていく。帯同させるのはチームの雰囲気に慣れさせるのが一番の目的だ」と語った。

 そして「けが人の続出が現状。3連戦(7日間で3戦)で選手の疲れもたまっている。ヒデをベンチ入りさせる可能性もある」と付け加えた。

 これまで、起用に関しては慎重な姿勢を取ってきた同監督が、方向転換しなければならないほど台所事情はひっ迫していた。左サイドバックのガードナー(26)とセンターバックのエンゴティ(34)が出場停止中。24日の試合ではMFのペデルセン(30)が左サイドバックを務めるなど、コマ不足は明らか。中田は合流してまだ1週間だが、チーム練習では徐々に呼吸が合ってきている。

 試合のパンフレットでも中田が表紙に使われるなど、既にボルトンの一員として認められた。ウエストハム戦後は日本代表のホンジュラス戦(9月7日)に向けて日本に帰国することになる。プレミアデビューを果たして、凱旋(がいせん)へ―。中田のプレーが注目される。

小野エバートンと交渉
移籍に向け代理人リバープール入り

 フェイエノールトの日本代表MF小野伸二(25)が、プレミアリーグの強豪エバートンに移籍する可能性が26日、浮上した。関係者によると、小野と契約する大手事務所「SFX」に所属するヒール・デッカー代理人がこの日、リバープール入りし、エバートンと移籍交渉を行ったという。

 同じく契約するオランダ代表MFファンデルメイデのインテルからエバートンへの移籍交渉を成功させたデッカー氏は、小野についての会談も持った。一方、同氏は25日に日本代表MF中田英寿の所属するボルトンとも交渉を行っており、プレミアリーグの2クラブが新天地の最有力候補となっている。

 「フェイエノールトもシンジの(移籍したいという)意向を理解している。私はスペイン1部とプレミアのクラブと交渉を続けている。残留か、移籍か、まだ何も決まっていない」と以前に話していたデッカー氏だが、資金難のスペインリーグ移籍は困難と見られている。

 エバートンは昨季リーグ4位に食い込んだが、今オフの補強が難航し、欧州CL予備戦3回戦でビジャレアル(スペイン)に2戦合計で2―4負け。本戦出場はならなかった。 現在、日本で順調にリハビリを進めている小野は、近日中に欧州へ出発予定。移籍市場閉幕まで残り5日。天才児が大舞台移籍にラストスパートをかける。

セルティック・ストラカン監督、俊輔激賞
独占インタビュー

 【グラスゴー(英国)26日=石倉勇】日本代表MF中村俊輔(27)の所属するセルティックのゴードン・ストラカン監督(48)が26日、日本メディアで初めてとなる単独インタビューに応じ、スポーツ報知に俊輔への期待などを熱く語った。移籍後、約4週間で公式戦3試合を戦った「背番号25」を、指揮官は改めて絶賛。「(成功するために)ナカムラはナカムラであればいい」とまで激賞した。

 ―移籍後4週間近くが経過したが、中村への評価は?
 「中村の能力に疑問の余地はない。3試合のパフォーマンスには満足している。レンジャーズ戦の交代理由も言葉の問題。数的不利、観衆からのブーイングで何も聞こえない状況で、特にコミュニケーションが重要だった。普段は同僚との会話も問題ない。練習に取り組む姿勢も素晴らしい。これまでチームの歴史で通訳付きの選手はいなかったと思うが、それでもいい。彼は最高の能力を持ちながら、チームに敬意を払うことも忘れない。チームプレーヤー。セルティックにも、日本サッカー界にも大きな財産だと言える」

 ―獲得決断の理由は?
 「レッジーナの3試合、日本代表のコンフェデレーションズ杯を見た。ブラジル戦は特に素晴らしかった。すぐに必要な選手だと理解できた。中村と一緒にプレーした選手、スタッフから、彼についての様々な情報を得た。そのすべてが素晴らしいものだった」

 ―決め手になったのは?
 「彼のビジョン(視野の広さ)だ。多くの選手が感知することができないところを彼は見ることができて、そこにパスを出すことができる。技術、ボールコントロールはファンタスティック。勝利に対する情熱も気に入っている。彼はイタリア人選手のように情報を積極的に取り入れようとする。実は先週、私は中村と25分間の個別会談を行った。詳細は言えないが、役割や戦術に関するもの。彼は今や役割を完全に理解している」

 ―監督自身もマンUなど現役時代は創造性に富んだ名手だったが、中村に共感は?
 「強く感じている。創造的な選手であり続けることのプレッシャーは並大抵ではない。マスコミや相手からの圧力も多く、積み重ねたアイデアやひらめきが突然なくなるような恐怖がある。創造的な選手が直面する問題だが、中村は対処できると信じている。今までのサッカー人生で彼のような選手は見たことがない。完全なオリジナル。アジアの生んだクリエイターはイタリアやスペインでも見つけるのは難しい」

 ―中村はセルティックで成功できるか?
 「彼の成功を確信している。ファンからの期待は信じられないほど高いが、そのプレッシャーも乗り越えるはず。スコットランドでの成功に向けて乗り越えるべき壁は特にないだろう。中村はただ中村でありさえすればいい。それで絶対成功できる。ベストを尽くせばいい。リーグ優勝が我々の使命。アスレチック、イマジネーション、組織力にあふれたチームを作る。そのために彼が非常に重要な鍵となる」

 ◆ゴードン・ストラカン 1957年2月9日、英国生まれ。48歳。スコットランド代表として86年メキシコW杯などに出場した名MF。現役時代はアバディーン、マンU、リーズなどで活躍した。監督としては96年から5年間プレミアリーグのコベントリーで指揮を執り、サウサンプトンでの3年間を経て今年5月25日にセルティックに就任した。

稲本途中出場も見せ場なし
イングランド プレミアリーグ

 プレミアリーグは24日、各地で4試合が行われ、MF稲本潤一(25)が所属するWブロムウィッチはチェルシーに0―4で大敗。稲本は後半15分から出場したが、いいところなく終わった。


 チェルシー 
勝ち点 9
4 2-0
2-0
0  Wブロムウィッチ 
勝ち点 4
▽得点者[チ]ランパード(前23分)[チ]J・コール(前43分)
[チ]ドログバ(後23分)[チ]ランパード(後35分)

 《WBA》稲本は先発メンバーに入ることができず、後半15分からの出場。ロブソン監督は「先発のMFが疲れていたため」と起用の理由を説明した。0―2とリードされている局面での交代で、その後さらに2失点。4点目は、稲本がクリアしたボールが相手選手に当たって失点につながる不運もあったが、今後へのアピールというにはほど遠いプレー内容だった。

ビクトリア夫人、葉巻に夢中
[ベッカム通信]

 イングランド代表主将デービッド・ベッカム(30)=Rマドリード=のビクトリア夫人(31)が、最近、葉巻にはまっているという。英大衆紙デイリー・スターが8月25日付の紙面で掲載した記事によると、ビクトリア夫人が葉巻にこり出したのはこの夏、イタリアの大御所デザイナー、ロベルト・カバーリ氏(65)の地中海ヨット旅行に参加して以来のこと。夫人は、スパイスガールズ時代には喫煙していたが、長男ブルックリン君を妊娠した際に禁煙。以後7年間、たばこを吸うことはなかったが、マドンナ、ケイト・モスらの有名人女性の間で葉巻が流行していることに影響され、極上のハバナ産シガーを愛煙するようになったという。また、元乳母のアビー・ギブソンさんがベッカム夫妻危機を暴露した際、ビクトリア夫人が葉巻でダイエットをしていると表現している。(英チェスター25日=森 昌利)

小笠原オフ以降の海外挑戦を鹿島が支援

 鹿島の日本代表MF小笠原満男(26)が25日、茨城・鹿嶋市内のクラブハウスで鈴木満取締役強化部長(48)と会談を行い、改めて今季中の移籍凍結を確認するとともに、オフ以降の海外挑戦に関してはチームがバックアップすることで合意した。

 この日、小笠原は約1時間の話し合いの中で、優勝のために全力を注ぐ決意を伝えた。同時に、再度挑戦のチャンスがあった場合の支援も要請。鈴木強化部長は「次(今オフ以降)は容認しているわけだし、妥当な話があれば、チームとしても協力してあげたい」と話した。

 今夏は獲得を見送ったセリエAレッチェは、1月の移籍実現に向けて継続して意欲を見せ、代理人のペトリッカ氏も9月には来日の予定。鈴木強化部長は早期の交渉開始の可能性に関し「レッチェ側がそういう意向であれば応じるつもりはある。だが、仕切り直しという格好になるから、本人がどう思うかが大切」と、移籍先については小笠原の意向を最大限尊重する考えを示した。

久保左ひざ軽症、全治2週間

 24日の川崎戦前に左ひざに痛みを訴え、急きょベンチメンバーから外れた横浜MのFW久保竜彦(29)が、左膝蓋骨(しつがいこつ)じん帯の炎症で全治1~2週間であることが25日、分かった。久保は昨年5月に右ひざを痛めたものの左ひざを痛めたのは初めてで、長期離脱の可能性もあり不安視されたが、この日、川崎市内の病院で精密検査を受け大事には至っていないことが判明した。ただ、27日のG大阪戦や31日のナビスコ杯準決勝のG大阪戦は欠場の見込み。

 また、川崎戦で急きょメンバーから外れたDF那須大亮(23)も精密検査を受け、右大たい四頭筋の肉離れで全治1~2週間。新外国人FWグラウ(28)も川崎戦で左足甲をねん挫し全治まで1~2週間かかることが判明した。ともにG大阪戦とナビスコ杯のG大阪戦は欠場となることが決定的だ。

平山浮かれるな
ボス監督が忠告

 【ロッテルダム(オランダ)25日=星野杏子】ヘラクレスのFW平山相太(20)がボス監督から「浮かれるな」の忠告を受けた。24日発売のサッカー雑誌「フットボールインターナショナル」の中で「注目」というコラムの中で取り上げられた。現在勝ち点4(1勝1分け)と好調だが「だからといって、これが将来のことを語ってはいない」とボス監督は話している。平山のデビュー戦での2発に関しても「あれはみんなの力で入れたもの。誇張されては困る」とチヤホヤされることを警戒していた

マンU快勝!出場全32チームそろった
欧州チャンピオンズリーグ予選3回戦第2戦

 予選3回戦第2戦の残り8試合が24日、行われ、マンチェスターU(イングランド)、インテル(イタリア)、ビジャレアル(スペイン)、ブレーメン(ドイツ)などが順当に本戦出場を決め、1次リーグに出場する全32チームが出そろった。25日にはモナコで組分け抽選が行われ、昨季覇者のリバプールとプレミア王者チェルシー(ともにイングランド)が同じG組に入った。A組にはバイエルン(ドイツ)、ユベントス(イタリア)の国内王者が入り、昨季準決勝で激突したACミラン(イタリア)とPSV(オランダ)はE組で顔を合わせることになった。レアル・マドリード(スペイン)はフランス王者リヨンとF組に入った。ホームアンドアウエーの総当たりで行われる1次リーグは9月13・14日にスタートし、各組2位までの16チームが決勝トーナメントに進出。決勝は来年5月17日にパリ・サンドニ競技場で行われる。

10年連続本戦へ
 《マンチェスターU》ホームで行われた第1戦と同じくアウエーでも3―0と相手を寄せつけず、10年連続となる本戦出場を決めた。ファーガソン監督は「ピッチの状態が悪い中、選手たちは本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」とニンマリ。最後は「スコアが示すほど相手は弱くなかったよ」とデブレツェニを気遣う余裕を見せるほどだった。

 初参戦で快進撃 
 《ビジャレアル》
1―1の同点で迎えた後半ロスタイム、昨季リーガ得点王に輝いたFWフォルランが決勝点を奪い、2―1で勝負を決めた。2戦合計4―2とし、CLデビューながら見事、本戦出場権を勝ち取った。ペジェグリーニ監督は「みんなエバートンは強いと言っていたが、私は予選突破できると楽観的だった。最初の目的は達成したが、我々の野望はこれで終わりではない」とさらなる高みを目指すことを誓った。

 ハンデ乗り越え 
《インテル》
サポーターの起こしたトラブルで昨季の準決勝が打ち切りとなったため、ホーム4試合が無観客試合となったが、そのハンデをものともせずに本戦出場を決めた。FWレコバの名前入りユニホームを着て観戦したオーナーのモラッティ氏は、そのレコバが得点すると「私が着ていたおかげ」とご機嫌。しかし、マンチーニ監督は「こんな状況でサッカーはできない。本戦に出場しても問題は残っている」と渋い顔のままだった。