仕事の話
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すみません。
今日の話題
仮面ライダーブレイドを見終わったので、感想を書きます。
ネタバレにはいっさい配慮しませんので、うっかり内容を知りたくない方とは、ここでさようならです。
いいですか?
間を取りましたよ。
仮面ライダーブレイドになる剣崎、アホなくらい、いい人でした。
「泣いた赤鬼」を思い出しました。
この物語は一万年前に起こった「種族の繁栄をかけた代表選手の戦い」が再現されています。
一万年前に勝ち残ったのは、アンデッドヒューマノイド、人間です。
その戦いを研究していた人たちが、永遠の命を手に入れたいとか、戦いに勝利して自分好みの世界を手に入れたいとか、我欲に溺れて他人を踏みつけにしていくなか、仮面ライダーになる4人は、他人のために戦い続けていきます。
一万年前の戦いでカードに封印されたアンデッドは53体。参加者の中ではジョーカーのみが、他のアンデッドを封印する力を持っています。
うっかり、アンデッドをカードから開放してしまった研究者たちは、ジョーカーの能力を真似て、仮面ライダーシステムを作り、アンデッドを戦闘不能に追い込んだあと封印していきます。
誰でも使えるわけではなく、アンデッドと親和性の高い人間が選ばれます。研究者の中から候補が出て、仮面ライダーギャレンとなった橘。スカウトされてきた仮面ライダーブレイドとなった剣崎。仮面ライダーシステムに融合しているアンデッドに選ばれた仮面ライダーレンゲル。
そして、アンデッドであるジョーカーは仮面ライダーカリスとなってアンデッドを封印していきます。
ジョーカーは最初のころの戦闘中に、巻き添えを食わせて殺してしまった人間が自分より家族の心配をしたことを不思議に思い、その家族のもとに向かい、居候になります。
現代ではあまり無いことだと思いますが、家を持たない流れ者が、訪ねて行った先の家の仕事を手伝って、寝床と食事を提供してもらうという形です。
母親と娘と一緒に暮らすうちに、母子を守りたいという気持ちが湧いてきます。
また、ジョーカーは近くにアンデッドが出ると探知することが出来るので、誰よりも早く事件現場に駆けつけたりもできます。
52体のアンデッドを封印し終えたとき、ジョーカーは世界の破壊の引き金となってしまいます。
それが戦いの定め。
誰にも覆すことはできません。
母子を守りたいジョーカーは、仮面ライダーブレイド、剣崎に封印されようとします。他に手はないからです。
剣崎は強くなるたびにアンデッドとの融合率を高めており、このまま最強フォームで戦い続けるとアンデッドになると研究者から警告されていました。
ジョーカーと仮面ライダーブレイドは、友情を育みながらも敵対するしかなく、最後の決戦に全力で臨みます。
そして、剣崎はアンデッドになり、最後の1体になるまで戦い続けるもいう定めに従い、ジョーカーを世界の破壊者となる運命から救います。
戦いのシステムから、決着をつけるように促される中、剣崎はジョーカーから離れていきます。
運命なんて変えてやる。お前とは戦わない。もう2度と会うことはない。と言い残して。
アンデッドは死なないので。
剣崎はこの先ずっと1人でさすらうことを選んだのでした。
続けて映画を観たんです。
結末が反対です。
ジョーカーが封印されます。
ジョーカーがいきなり居なくなって娘は荒れます。でも、なぜ居なくなったのか剣崎は説明できません。
すべてのカードが揃ったとき、新たなジョーカーが生み出され、またアンデッドが開放されてしまいます。
新たなジョーカーは力を求め、娘を生贄にして、神の力を手に入れようとします。
戦いの中、開放されたジョーカーは、剣崎に犠牲になるように求めて、娘と剣崎を交代させようとします。うまくいきそうになったとき、ジョーカーは剣崎と自分を入れ替えます。
前に封印されたときと同じだ。同じことをすればいい。と。
ジョーカーの思いは娘に届き、娘は立ち直ります。
映画のジョーカーは、娘を守りきれるので、悲しい結末ではありますが、良かったなと思いました。
テレビ版のほうのジョーカーはどうなんだろうと思いました。
アンデッドは歳を取らないし、娘は10歳ですから成長していきます。
娘の恋は成就することはないでしょう。
アンデッドでありながら、人として生きていくほうが苦労は多いような気もします。
あ。
アンデッドでありながら、写真を撮るのがうまいんでした。放浪写真家というのは娘の父親がやっていたことですから、世界を旅して写真を撮ると言えば、娘も納得するかも知れませんね。
何年か一緒に暮らして、アンデッドの脅威は無くなったと感じられるようになったら、ジョーカーは旅に出るかも知れません。
戦うことを運命付けられているのですから、旅先で剣崎と出くわすかも……。
私は2次創作はしないのですが、いろいろと想像の余地のある番組でした。
私はカリスが大好きです。
リブログしてもらえると喜びます。
どんどんどうぞー。