こんにちは。崎本正俊です。
長女起業家のためのブログを書いています。
初めましての方はこちら
メニュー表をつくろう②
意外とやりがちなのが、
「フロント」から考えることですが、
絶対にやってはいけません。
料理の新製品をつくるとき、先に試食品をつくることはしないですよね。
実際に出す料理を練りに練って、ある程度固まってから試食品をつくるはずです。それと同じことです。
フロントに力を入れると、安い金額で人が集まる「フロントいっぱいビジネス」になってしまいます。
大手企業なら薄利多売でビジネスは成り立ちますが、
個人事業の場合には、働けど働けどお金にならないようなきつい仕事になるばかりです。
ものすごく忙しいのに、売上が10万円にもならない……と嘆く人をこれまでに数多く見てきました。
「フロント」から考えているのが原因であることがほとんどです。
フロントばかりつくって終わる、というパターンに陥ります。
これでは、じぶんが本当に伝えたいことも伝えられないし、お金にもならないですよね。
まずは、バックエンドの商品。
9万8000円くらいの商品からはじめましょう。
もしくは60分当たり1万円くらいの商品をつくりましょう。
バックエンドの商品がかたまったら、
次に、入口となる「フロント」の商品をつくりましょう。
フロントの商品は、ワンコインでもいいので「有料」にしましょう。
よく「無料なら人が来てくれるかもしれない」と無料体験などを設定する人がいますが、おすすめしません。
無料でやってきた人のお財布を開くのは簡単ではないからです。
「ゼロ」は何をかけてもゼロですよね。
それと同じで「無料」は何を掛けてもゼロ。
最初の体験は、必ずお金をもらうことです。
ちなみに、どうしても無料体験をしたいという場合には、ある程度軌道に乗って、集客できるようになってからにしましょう。
起業初期は集客できるかわからなくて不安になり、つい無料にしたくなる気持ちもよくわかります。
でも、先のことを考えると、やらないほうがいいです。
メニュー表をつくらずに「時価ビジネス」を行う人もいます。
頼んだあとに料金を告げるパターンです。
メニュー表はきちんとつくったほうがいいです。
これもやめたほうがいいでしょう。商品は明朗会計で。
はじめから、「このコースはいくら」とはっきり提示したほうが信用されます。