【QC】とは「Quality(品質) Control(管理)」
の頭文字を取った組み合わせです
会社によっては【QCサークル】なんていうのもある
【KY】で使用した【ヒヤリ・ハット】を
【QC】でも使用できるようにしたものが
【QCヒヤリ・ハット】である
でぇ、何が違うか?と申しますと、
【KY】が事故や災害の部類なら、
【QC】は、品質の部類だから、
作業ミスや
不良品・不具合等・クレームに対する
ヒヤリ・ハット対策であります
作業者が不具合を出してしまったり、
不具合を出しそうになって作業ミスで
「ヒャッ」とした時に、
防止対策として報告書がないと、
品質に関する情報が見逃しやすい
その為、KY用のヒヤリ・ハット用紙を代用して
書こうとしても事故内容の項目しかなく書き辛いので、
KY用とは別にQC用を作成し活用できるようにする
主に品質保証課が管理するもので、
【QCヒヤリ・ハット】活動をすることで、
作業ミス・不具合・不良品を発生する要因を
未然に発掘・発見し、予防すると共に
品質の向上を図るのが目的。
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【QCヒヤリ・ハット報告書】について
用紙には↓次のような項目内容を書けるようにする。
①状況
【体験】
【想定/予測&予知】
↑どちらか選択
②作業名
日付
部署名
体験者(もしくは記入者名)
③状況内容
【起きた場所】
【何をしていて?】
【どんな不良・不具合が発生しましたか?(起こりそうですか?)】
状況の写真(または図イラストを描く)
④リスクレベル
1 前工程不良
2 自工程内不良
3 後工程不良
4 社外クレーム
5 重大クレーム(リコール)
↑いずれか○印で選択
⑤原因
起きないようにするには、どうしたら良いと思いますか?
⑥対策
改善してほしいポイントを書く
(なければ上司もしくは担当者に任せる)
⑦結果
解答欄(上司または担当者記入)
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これも【KY】の時と同じように、出したい時に提出できて、
【ヒヤリ・ハットミーティング】で、情報を作業者同士で
共有して話し合いをすると良いと思います
次回は【5S】について語ります。
【5S】とは
に続く
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