業界用語【楽屋言葉いろいろ】芸能界隈のひっくり返すだけじゃない言葉。 | さきじゅびより【文楽の太夫(声優)が文楽や歌舞伎、上方の事を解説します】by 豊竹咲寿太夫
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文楽楽屋言葉




いわゆる業界用語って、あるじゃないですか。

文楽内にも昔からあって、昔からある言葉や近年発生した言葉までいろいろあります。



だいたいどのような業界でも替え言葉にすることが多いようです。



今流通している楽屋言葉はナイショですので(笑) 、「文楽楽屋言葉」と題して昔の業界用語をご紹介しますね。











赤馬


お酒のことを「赤馬」と言っていた時代があったようです。


飲酒した時に顔が赤くなるのでそう言ったのだとか。









アテ


お酒のアテなんていいますよね。

この「あて」も楽屋言葉だったというのです。


漢字としては「当て」と書くようです。










かわもん!


ざぎんでしーすー


同じテンションで、若者のことを


「かわもん!」

って言うたのだとか。









こおろぎ


芸妓さんのことは「こおろぎ」と言うたそうですよ。


夜長をいい声で鳴くよってにそない言わはったんやそうです。










どうん


ざぎんでしーすーシリーズ


饂飩は

「どうん」

と言うたそうです。


まんまやがな。笑





熱々



当時は新しい言葉だったよシリーズ。


「熱々」


今でも使われる、恋人などの間を表すことば。


江戸時代からあったようで、熱々の中でもめっちゃいちゃいちゃなのを、「大熱、大熱」と言うたようです。





りんだ



むかしむかし、楽屋言葉で「蕎麦」を「りんだ」と言うたそうな。


え、、、


りんだりんだー

りんだりんだりんだーー。。。












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いかがでしたか??



現在は普通に使われている言葉も、実は楽屋言葉から流行った言葉というものがたくさんあります。




またご紹介できたらと思います。