うつ病と私 -49ページ目

誰の為

人の為に自分の気持ちを押し殺して、

人の為に我慢を蓄積して、

それはそれで誰かの為になるとして・・・

自分の気持ちは一体どうなるの。


行き場のない思いは自分で消化するしかないじゃない。


人の為なんて言ってるのも良いけど、それで自分がダメになるなんて間違ってるって。


たまには自分も可愛がらなきゃ。

かわいそうだよ。

なんだかんだ言って…

疲れちゃったな。

調子が良いからって、
今までと同じ様にスケジュール詰め込んじゃダメなんだよ。

分かってる。

分かってるんだけど。


ぎりぎりまで頑張るのが、

走り回ってスケジュールこなすのが、

好きなんだけどな。


はぁ。。

『笑う角には福来たる』のか

私は人からよく、
『人生楽しそう』
とか
『悩みがなさそう』
と言われる。

そう言われると嬉しかった。

本来の自分はそういう人間だと思えたから。

不幸な影を出していないって思えたから。


なりたい自分を演じていれば、
いつか理想の自分になれると思ってた。

悲しくても笑っていれば、
いつか心から笑えると思ってた。


汚い気持ちを押し殺していれば、
いつか消えてなくなると思ってた。


勘違いだったね。


どんなに隠そうとしたって、
私の押し入れはブラックホールじゃなかったんだ。



一人で悩んで、
一人で解決しようとしてたんじゃないんだよ。


人に言いたくなかった。

言ってしまえば
『幸せな私』
でなくなってしまう気がしてたんだ。


言うのが怖かった。

言ってしまえば
現実から逃げられないような気がしてたんだ。


本当の自分を隠してたツケが来たのかもしれない。

でも私は
うつ病のことすら人に打ち明けられない。

隠すことで余計に辛いのに…

そこまでして守りたい本来の自分とは何だろう。

そもそも本来の自分は
幸せなんかじゃない私自身じゃないか。

幸せな自分なんて、
私の作り上げた妄想じゃないか。


そろそろ気付けよ。