新しい生活を夢見て | 朱色の関係

朱色の関係

毒喰らわば皿まで。この不倫、どこまで行くのだろう?

本日は殿がお帰りの日。

”びぃ”が変な時間に夕寝したのもあって、

ゆっくり目の晩御飯を用意したら、

ちょうど殿がお帰り。暖かいご飯を出せました。


その後は子ども達とめいいっぱい戯れる殿。

そして恒例の家族みんなで一緒にお風呂に入ります。

狭いお風呂にみんなで入ると汲々。

でも殿は「一緒にお風呂に入ると幸せを実感する」だそうで、

本当に幸せそうに子ども達を洗います。


子ども達と寝かしつけようにも、雨なこともあって、

子ども達の元気はあまっているし、

殿が居るから寝られない、ということもあって、

暗闇の中、暴れる子ども達。

そんな気配を察してか、お腹の中の”ちび殿”も

暴れて、お腹が痛た・・・

そしてそんなお腹を触れてやっぱりうっとりしている殿。


最初に”びぃ”が、次に殿、その殿に乗っかるようにして

寝た”ちぃ”。少しして殿は起きてきました。

「一瞬意識がなかった。」って普通寝てたって言わない?


その後、殿と本当に久しぶりにハグタイムです。

本当にお腹が出てきたから、殿もびっくり。

大体このぐらいの月数でいつも里帰りして、

殿としばらく会わない生活をしていたので、

殿としても新鮮?


殿とハグしながら、これからの生活を話します。

それでも本当にアバウトすぎる内容ですので、

どうでもいいっちゃ~いい話ですが、

こういう話をしたこと自体がすでに久しぶり。

3人目が出来たら食料調達はどうしようか、とか、

3人目を迎える準備は来月でいいよね?とか。


殿は「シングルマザーで3人の素敵な子どもを産んでくれて

ありがとう。」といつものねぎらいの言葉を。

私としては、「相手が殿だからね、できるのよ。」としか

返しようがありません。

ポイントは「シングルマザー」という位置。

結婚自体はどうでもよくて、

子どもの欲しかった私。結婚という仕組みは

子どもを育てるのには便利なものだとは思うけど、

殿という人間にとってみれば、あまり子どもを持つ上で

意味のない仕組みみたいですし、実際意味がなさそう・・・

殿も「籍を入れようが、入れまいが、関係ない人間だし」と

自分のことを言っています。

そんなのでいいのか~??

そんなのでいいから殿を選んだ私も私。


「子どもが欲しいって、今までの彼女にも言ってきたんだけど、

どの女の子も本気にしなかったんだよな。」と言える

殿も殿です。世間とズレていると自覚してください・・・

普通は奥さんと離婚を前提にそう言うものです。

なのに殿はしらっと「離婚はしないけど」ですから。

「愛人」で「子どもを持つ」という選択をした私。

殿だから可能な選択であることを理解していますから、

世間ズレした者同士、子ども達をたくましく育てなくてはね。

「人生は挫折の繰り返し」が持論の殿。

3歩進んだら嫌なことは忘れる”ちぃ”。

嫌なものは嫌で通して突き進んでいく”びぃ”。

どっちがどっちに似たのか分かりませんが、

多分どっちに似ても、こんな感じのような・・・


子ども3人となるこれからの生活をつらつらと話す楽しさ。

殿は本当に「跡継ぎ」が欲しかったんだな、と。

子どもが3人になって、どの子もそれぞれに違い、

子育ては楽しいでしょうね。

子ども達のいいトコばっかり殿似になっていますけど・・・


それと、私が仕事復帰するのにどうなの?です。

「sakiが仕事復帰するのは”ちぃ”が2歳半のときか~。

ちょうど記憶力が出てきて、淋しい思いを覚えちゃうんだな。

かわいそうな気がして。」なんて、何言ってんの!

じゃ、記憶力の薄い”ちび殿”はどうなんの?

しっかり集団保育適応の年齢の”ちぃ”はどうなんの?

ていうか、殿、私が愛人という立場であることを

忘れないで下さい。将来の保障がないのよ、

殿の愛人している限り、奥さんに慰謝料払う立場なんだから。


とりあえず、この”ちび殿”が現段階の殿にとっての

最大の転換期であることは間違いなさそう、

ということの分かったハグタイムでした。