こんにちは
私は小さい頃、母方の祖母のお稽古に連れられて
一緒に日本舞踊を習っていたことがあります。
ほんの数年でしたが、
お稽古で浴衣を着られるのも
お作法も好きでした。
盆踊りで、たしか"巡礼お鶴"という踊りを祖母と踊ったことが懐かしいです。
成人式を過ぎて、着物を着る事はなくなり
浴衣がせいぜいでした。
でも去年からの流れの中で
外に出るときに
特に時代を感じる地に赴くときに
身につけるものとして
着物のリメイクのお洋服に出会い
最近よく着ています。
職人さんに大切に織られ
染められ
描かれ
仕立てられた
着物を解いて
または反物から
たくさんの方がいま気軽に着れる形として
着物リメイクの洋服や服飾雑貨を使って下さっている作家さんたちが
趣味のレベルから本格的な方まで沢山いらっしゃいます。
絹は冬温かく夏涼しい
そして衣摺れの音の耳触りが良く
着ていても心地良いです。
シルクの洋服はそれなりの金額ですが
正絹のリメイクの洋服は品質が良くても
手軽に買えるものも多く、
そして大量生産されているものは少ないので、
どれも一期一会の出逢いのように感じます。
メルカリが1番豊富ですが
minne（ミンネ）やCreema（クリーマ）などでも"着物リメイク"と検索すると出てきます。
惹かれる方は見てみて下さいね。
着物そのものではなく
着物のリメイクのお洋服でも、幾分
いつもと意識が違う、
気分が変わるのを感じられると思います。
着物を着る人がいなくなり
大量に捨てられたり
処分される時代
でも形を変えてでも伝統が活き続け
残り続けて欲しいと願うばかりです。
そして先日、円空上人についての
番組を観ていました。
円空上人は生涯に渡り12万体の仏像を彫ったと言われています。
なぜ、円空上人は無数の微笑みの仏像を彫ったのか
その番組の中で出てきた
無財の七施という仏教の言葉。
お金を掛けなくても、お金がなくても
どんな時も人に出来る7つのこと
①眼施（げんせ）
優し眼差しで人に接する、人に向ける
②和顔悦色施（わげんえつじきせ）
和やかな顔、笑顔で接する
③言辞施（ごんじせ）
優しい言葉、丁寧な言葉で接する
④身施（しんせ）
手を貸す、手を差し伸べるなど
自分の体でできることをする
⑤心施（しんせ）
他のために心を配る
⑥床座施（しょうざせ）
席や場所を譲る
⑦房舎施（ぼうじゃせ）
軒下など自分の家のスペースを人に貸すこと
人のために何かしたい
でも才能や能力がないから
何もできない
時々そんなふうに口にする人がいますが、
無財の七施は誰もが出来ることですね。
この言葉、私は今回初めて知りました。
当たり前のようで、なかなか出来ないこと。
私たちは忙しいという（心を亡くす）病気にかかっているから。
でも心に余裕がある時に
または1日一つでも出来たら
やっぱりそれは平和で幸せな未来に繋がっていくのではないかと思います。
それぞれの人の意識が変わり
自分の生き方や在り方で
これらが自然に当たり前に出来る未来はきっと
心を亡くさずにすむ社会や世界なのではないかと思います。
そして、
その未来のためにできることは
私たち一人一人の意識でしかないのだと思います。
このお花、名前はロドレイア（シャクナゲモドキ）花言葉は'幸せの再来を願う"です。
見ているだけで笑顔にしてくれるお花です。
明日は
そして
カスタマイズの講座の時間です。
午後の時間、そして明日もあなたらしく在れる１日になりますように
生きとし生けるものが幸せでありますように
一なるものから生まれ出た全ての存在に愛と感謝と祈りを込めて
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