占星術は個人的な流れを知るためのものではなくて
農業や国家や時代の流れを知るためのものであり
宇宙の意図や流れを知るためのものでした。
日本でも世界各地でも
古代の人たちは宇宙を地に写して
神殿や寺院、古墳や祭祀場が作られました。
例えばそれは
天の天の川と地のナイル川を重ねて
オリオン座(エジプトではオシリス)のベルトと言われる三つ星と
ピラミッドを重ねて造られたり
牡牛座の時代(紀元前4490〜2230年頃)に
カイロから南に約40キロの場所にある
ダハシュールの二つのピラミッド
こちらも赤のピラミッドは
牡牛座の赤い目とされるアルデバラン
屈折ピラミッドのイプシロン(エプシロン)・タウリもまた
星の位置とピラミッドの位置が重なる。
エジプトだけでなく
日本では奈良の鍋倉渓なども
天の川と鍋倉渓を重ね合わせ
アンタレス
アルタイル
ベガなどの巨石が見られたり
天なるものを地に写す
または見立て、天からのエネルギーをとりこむことは
古代より世界中で行われてきました。
それについて、ご興味がある方は写真がいっぱいでとても分かりやすいグラハム・ハンコックの天の鏡、とても良い本です。ぜひ読んでみて下さいね。
写すだけではなく
春分や秋分
夏至や冬至の太陽の動きから建てられた神殿や寺院は数多く存在するのは
みなさんもよくご存知だと思います。
4回目のエジプト滞在中と
帰国してから分かったことは
それだけでなく
どの星座の太陽の時代のものか?の重要性です。
各星座(12サイン)は30度ずつ
地球の歳差運動により72年かけて1度ずつ移動し
2160年事に星座が移動する
いま水瓶座の時代(風の時代)と言われますが
木星と土星のグレートコンジャンクションが200年ぶりに土の時代から風の時代に移動したからとも
冥王星が水瓶座に入ったからとも
この歳差運動により春分点が水瓶座に入ったからとも言われています。
小さな規模(200年)でいうと土から風ですが
大きな規模(2160年)でいうと私たちは
魚座から水瓶座に移動しました。
魚座の時代は、キリストの時代とも言われ
力あるものが率いて、盲目的にその他大勢はついていく、付き従う統治の時代でした。
その前の時代は牡羊座、
力あるものが、迷える子羊たちを率いて
子羊または小魚、群れることが安全な魚座の時代。
ピラミッドやスフィンクスは獅子座の時代に創られ
だからこそスフィンクスは獅子の体をしている。
真東を見ているスフィンクスの視線の先には獅子座の春分の太陽が昇った。
牡牛座の時代にエジプトの王朝が最も栄えます。
牡牛座の時代になぜ王朝が栄えたかというと
ピラミッドの王の間と女王の間に存在する
それぞれ角度の違う小さな空気孔(シャフト)
4つすべてに光が入る時期が存在しました。
4つの恒星の光を取り込み
ピラミッドは起動した。
スフィンクスの視線の先は牡牛座の春分の太陽。
ハトホル信仰・アピス(聖牛)
そしてこの時期にダハシュールに牡牛座の星と重ねられ二つのピラミッドが建設されるのです。
インドでの牛信仰
そして日本でも牛頭天王(スサノオ)など
世界中の牛信仰はすべて、
紀元前4490〜2330年ころの
牡牛座の時代と関係するのかもしれません。
そして私はずっと13000年ごとのパラダイムシフト
古代エジプト時代からギリシャ時代に移行して
星信仰から世界的に太陽信仰へとシフトしていく流れについて、お伝えしたり、検証したりしてきましたが、
それが牡牛座の時代から牡羊座の時代のシフトとも関連していたと分かりました。
歳差運動により牡羊座の春分の太陽が昇り始めると
アメン信仰が象徴するように
多神教から一神教となっていく
星々の繋がりは途絶え太陽信仰となり
太陽を崇め
他のものが見えなくなり
太陽を力・地位・権力・財力・知性として
自分の中の太陽を外に見て
太陽を外側の誰かに明け渡していく
惑う時代、意識の太陽系鎖国時代の始まり。
次にもしエジプトを訪れたら
実際に目にして検証したいですが、
牡牛座の時代に建てられた
デンデラ ハトホル神殿と
牡羊座の時代に建てられた
エスナ神殿
二つの神殿には黄道12宮、12サインが天井に描かれているのですが
同じ12サインには大きな違いが見られます。
それについてはまた機会があったら綴りたいですが。。
ハトホルは言わずと知れた牛の姿としても描かれるすべてに滋養を与え育む
女神です。
エスナ神殿はクヌム神の神殿で
羊の顔を持つ神さま
クヌムは粘土をこねて人間を創造したと言われています。
ここからが土(肉体)としての人間の始まりなのかもしれません。
牡羊座の時代は
すべての人類は宇宙の子
神の子として始まり
だんだんとその意識は薄れていく
その中で天変地異や戦
他国の脅威
馬車や戦車がエジプトの地にも持ち込まれます。
そして人は迷える子羊となり
魚座のキリストの時代になっていく。
このように地球は星座(12サイン)を通した
宇宙の流れの影響を受けていると感じました。
みなさんはどのように感じますか?
すべて満席となっているのですが
12月は毎週水曜日マイエジプトにてイベントやワークショップがあります。
そのイベントの内容とも重なり紀元前10500年くらいまで遡って意識を傾け続けていて
感じ、気付き、受け取った内容でした。
これからも検証していきたいと思います。
12月のセッションご予約可能日
少なくなってきています。
対面は12月9(夕刻)・12・15(午前中)・24・26・28(午前中)日の時間帯により
オンラインは12月10・13・19・23日の時間帯により
ここのところ色々な切り替えのタイミングだからでしょうか、
遠隔リーディング&ヒーリングも続いています。