日本の蔵元からフレッシュな生酒をニューヨークのレストランに即日配達する国際クール宅急便はできないか、と昨日のブログで書いた。


FedExのサイトを調べてみたら、International Alcohol Shipping と言う項目がある。必要なライセンスを持っていれば、FedEx の特別アカウントを開設し、国際宅急便でお酒を送ることは不可能ではないようだ。


ただし、最速でも翌朝の配達になる。料金も4合ビンを1本送るのに400ドル(約6万円)近くかかる。酒そのものの価格やレストランの利益を載せれば、軽く1000ドルを超えるだろう。ちょっと高すぎだ。


ニューヨークのホテルには、パリで朝焼いたクロワッサンをその日のうちに食べられるサービスがあるそうだ。パリ・ニューヨーク間は直行便で8時間半かかるが、時差は6時間あるので、即日サービスが可能になる。クロワッサン1個あたり約100ドルと高価だが、軽いので、発送料はそれほど高くないのだろう。しかも、需要があれば50個とか100個とかまとめて送ることができる。


日本酒の国際宅急便が実現するには、まだクリアしなければならない障害がいくつもある。


Photo courtesy of FedEx 


https://shipfan.jp/


https://furikake-mania.com/