震災に見舞われ避難所生活を余儀なくされた際、プライバシーへの不安から準備しようとした今回のお題“災害時緊急避難場所を個人的に確保しようと思う”の5回目、今回は購入後に知ったキャンピングカー、特にキャブコンバージョンについてのデメリットについて記す。

 

 

 

 

 

 

私としては今回のキャブコン購入はあくまでも“避難所”としての考え方に重きを置いたことは間違いないのだが、しかしそれ以外で活用しなければコストパフォーマンスは低すぎる。

 

 

 

 

 

 

よって旅に出るとき出発時間や宿等々、旅費削減も含めて“思い立って的”自由な行動ができることもメリットとして考えたまでは良かったのだが、実はキャンピングカーを運転、維持する上でかなりのデメリットがあることが分かってきた。

 

 

 

 

 

 

デメリット①維持費

どうやら任意保険料がバカ高い。特殊車両“8”ナンバーなので税金は安いようだが、事故を起こしやすいということで結構値が張る。※この辺は実際に契約を結んだあとにその内容も含めてご紹介する。

 

 

 

 

 

 

デメリット②タイヤ寿命

キャンピングカーは大型トレーラーと違い“常に備品等々を極限の状態で積載”し、そのことによってタイヤに対する積載荷重が続き、結果、タイヤ自体が変形してしまっていることも少なくないのだとか。交換時期は走行距離や溝の深さで判断するのではなく、走ってなくとも“3年で交換”を推奨するプロも居て要はデメリット①の維持費と被ることにもなる。

 

 

 

 



デメリット③横転

以前私はエスティマ・ルシーダに乗っていたことがある。当時“トヨタの天才タマゴ”と評されていたミッドシップのエスティマを一回りダウンサイジングしたやつだが、高所の高速道を走るときに横風がそれなりに来たならハンドルを結構な強さで奪われ、本当に横転してしまいそうな恐怖を感じて運転した記憶がある。今回購入したキャブコンバージョンはそのルシーダとは比べようもない車高で、まだ乗ってもいないのにそのとき以上の恐怖がよみがえる。

 

 

 

 

 

 

デメリット④制動力

キャンピングカーは“乗用車”とは違い“商用車”、要はトラックと同様でとにかく重い、それ故にブレーキを踏んでからの制動距離も長い。乗ってみて初めてその難しさを嚙みしめることになるらしく、特に咄嗟の“フルブレーキ”を踏んだ際には想像もつかない操縦を余儀なくされるのだとか。

 

 

 

 

 

 

この他にも色々とデメリット満載のキャンピングカー……もし私がリンク先の動画を購入検討時に観た日には踏みとどまっていたに違いなく、マジで怖い。※これはキャンピングカー横転で名の知れた動画です。

 

 

 

 

 

キャンピングカー購入を考えていて、ほのぼのと家庭的なイメージだけを受ける方がいらっしゃるなら、とにかく情報を集めてメリットよりもデメリットを調べ尽くし、そしてその対抗策を十分に練った上で購入することをオススメする。私はそのことを受けてタイヤ交換、ハブボルト交換、ブレーキパッド交換を追加でお願いしたが“安心安全運転”するためにはまだまだこれから、大変だ。
※私的に“後の祭り”感は否めないが、これからの方はリンク先を見て決断して頂ければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

ということで納車されてもしばらくは高速道は走らず地道にユックリ、ユッタリとキャンピングカーに触れて行こうと思う。(つづく)