2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災、2016年(平成28年)4月14日の熊本地震(大分県含む)で実際の被災者から知り得た教訓は“避難所のプライバシーによる精神的苦痛”である。※現在はパーテーションで個人エリアを区切られるような工夫を成されていますが、それでもエマージェンシー的措置で完璧にプライバシーを守られているとは言い難いです。

学校や総合運動公園の広々とした体育館が地域の避難所として設定されていることが圧倒的だと思うし、そもそもそれ以外で避難所ってあるのか?

 

私も私の家族も熊本地震で4月14日夜から翌日にかけ、これまで経験したことのない“揺れ”と”回数”を経験し“これは生死に係る事態に直面している”と心のどこかで“死”を考えもした。

それから6年、その後も“地震大国の日本”では震度5強クラスのそれが定期的にやってきていて、今年も1月22日(金)深夜1時8分ごろに震度5強が強襲、非常時の緊急招集により職場に出動、復旧作業を行った。

でっ、家族とも話し合ったが“自前で避難所を確保したい”ということになり、共同の避難所に移動したのちも、ほぼ完全にプライバシーを守れるアイテム購入へ色々と調査し始めた。(つづく)