SakeAmo!blog管理人ユウトです。
日本酒には、甘口・辛口といった表現をすることはご存知でしょうか?
辛口はキリッとした味わいであり、甘口はまろやかな味わいなお酒を指します。
人によって表現の方法はかなり変わってきますが、私はそのように感じます。
しかし、それはそのお酒を飲まないことにはわからない表現ですよね。。
ですので、今回は数字で日本酒の味を知る
方法をお伝えいたします。
まずは、日本酒の瓶・パックに記載されている以下の点に注目します。
・日本酒度
・酸度
(・アミノ酸度)
日本酒度は+の値が大きいと辛口、-の値が大きいと甘口といわれています。
酸度は大体1.0を基準に数値が高いと濃醇、1.0に近いと淡麗といわれています。
アミノ酸度も大体1.0を基準に数値が高いと味が濃く、1.0に近いとスッキリしています。
アミノ酸度は表記していない蔵元も多いため、
今回は日本酒度と酸度に着目していきましょう。
では、このお酒のラベルを見ていきましょう。
一番上は日本酒の名前や特定名称酒が記載されています。
前回、特定名称酒ではないもの=普通酒ということを確認しましたよね。
ここには純米と書いてあるので、このお酒は純米酒ということになります。
さて、話は戻りますが
このラベルには
日本酒度+3.5
酸度 1.7
アミノ酸度 1.7
と表記されています。
日本酒度は+なので辛口、酸度とアミノ酸度はどちらも1.7とやや高い数値ですので
このお酒は濃醇辛口ということがいえますね。
※感じ方には個人差があります
このように、日本酒度と酸度を見ることによって
濃醇辛口・端麗辛口・濃醇甘口・端麗甘口
を判断することができます。
そして、以上のものを図で表したらこのようになります。
http://www1.rcn.ne.jp/~ymgctks/kumonoi/01203011.htmより転載
図の中のマークは無視して結構です。
日本酒度と酸度、アミノ酸度をチェックして、この図と照らし合わせると
そのお酒がどのような味わいなのかが一目でわかりますね(^^♪
また、お酒を飲んだことある方で
「このお酒辛口って聞いてたのになんか違うなー」
と思ったことがある方も多いかと思います。
その理由は、辛口の中にもこのように2種類にわかれるからなんですね。
ということで、最後に日本酒初心者の方におススメするお酒のタイプを発表します!
まず最初にチャレンジしてみてほしいお酒は、ズバリ端麗辛口です!
数値で表すと
日本酒度+2~7
酸度 1.0~1.4
(アミノ酸度 1.0~1.4)
ですね。
いかがったでしょうか。
これを読んだあなたは、はれて日本酒の味を知ることが出来るようになりました(^^♪
これをキッカケに、ぜひあなたが好きなタイプのお酒を見つけてください!!