【獺祭 純米吟醸 発泡にごり酒】
●特定名称 純米吟醸酒
●原料米 「山田錦」(精米歩合50%)
●酸度 1.5
●アミノ酸度 ?
●日本酒度 ±0
●アルコール度 16.0~17.0%
●酒造年度 ?
真夏の夜には、
爽やかにお酒のシャンパン!
東京では、8月に入ってからも依然として暑い日々が続いており、8月8日にはとうとう最高気温が35℃を超える「猛暑日」を記録しました。
こんな猛暑続きの夜には、「爽快に炭酸の効いた冷たい飲み物」が呑みたくなり、新宿のデパートのお酒売り場を数軒回って「発泡系の日本酒」を探してみたのですが、どうにも甘口のものが多く、結局地元のスーパーで見つけた「辛口の発泡にごり酒」がコレ!
【獺祭 純米吟醸 発泡にごり酒】です。
このお酒は、「獺祭(だっさい)」という名前の地酒で知られる、山口県の旭酒造から出されていて、醗酵を終えた直後のお酒の仕込みタンクの中から「モロミ」をすくい出し、それを粗い布で濾しただけの「にごり酒」で、瓶の中で活きている酵母が造りだす二酸化炭素によって、スパークリングワイン並みに発泡しています。
面白いなと感じたのは、このお酒には一本毎に、右のような「漫画」による取り扱いや開け方についての注意書きが添えられていたことで、確かにこれを読めば開ける時に失敗する確率はかなり低くなると思われます。
さっそく冷蔵庫で半日静かに置いたものを、更に冷凍庫に30分程度入れて0℃以下にキンキンに冷やし、静かに金属のキャップを外して栓に手をかけた途端に、「ポン!」という音と共に栓が飛び出し、瓶の口に向かってドンドンと炭酸ガスの泡が上がってきます!
白ワイン用のグラスに注いだ後も、シュワシュワという音と共に、グラスの中で炭酸ガスの細かな泡立ちが続き、まさにスパークリングワイン感覚のお酒です。
香りはほんのりフルーティーな香りに、少しお米を想わせる香りが加わった爽やかなイメージで、口に含むと炭酸ガスの刺激が口いっぱいに広がります。
甘味は控えめで余韻には程好くコクがあり、ややミルキーな味わいとフレッシュ感のある炭酸の刺激が絡まって、心地良い飲み口をもたらしてくれます。
このようなスパークリングタイプの日本酒には、以前の経験からフランスの「ブリア・サヴァラン」というフレッシチーズが良く合うことが判っていたのですが、今回はあいにく手に入らなかったので、代わりにフランスのフレッシュシェーブル(山羊)チーズの
【シェーブル・アシェ】(左)を合わせてみました。
このチーズ特有の爽やかな酸味とコクのある味わいが、「獺祭 発泡にごり酒」のフレッシュ感のある飲み口と後口の程好いボリューム感と同調し、なかなか良い相性を見せてくれました。
ちなみにチーズの表面の黒い部分は、「木炭の粉」をまぶしてある為で、チーズの酸味を和らげると共に適度に水分を抜く効果があるそうです。
この「獺祭 発泡にごり酒」は料理が無くても、お酒単体でもグイグイと美味しく呑めてしまうので、今年の夏はこのお酒にハマリそうな予感がしています。
