友人から「最近どんなの聴いてる?」と聞かれたのに対する返答と、自身の聴いた音楽の記録として書き始めた「音故知新」です。
通勤の行き帰りにカーステで聴いている盤の紹介です
先週の「音故知新」です
今回は、みんな大好き?ヘコいエレポップ系を聴いてました
a Flock of Seagulls
「Some Dreams」(’24)
’79結成~’86解散、’03と’04に一時的に再結成、再再々結成で’18と’21にはオーケストラ・アルバムを作ったりなa Flock of Seagulls。
オリジナル曲でのアルバムとしては30年ぶりの盤。
しかし、シンセの音もジャケも違った方向に新しいのが残念。
シングルにもなったは、シンセやギターが昔のa Flock of Seagulls感があっていい。
現在、オリジナル・メンバーはボーカルのMike Scoreだけみたい。
Mike Scoreは若い頃の無理なカモメ・ヘアーがたたったか、現在はかなり毛髪が不自由になっているようです
・a Flock of Seagulls / Some Dreams
Scary Thieves
「Halloween」(’15)
’84-’85にシングル3枚を出して、アルバムのリリース前に解散したScary Thieves。
Phil Manikiza (ボーカル), Ralph St. Rose (ギター), 元Big CountryのClive Parker (ドラム), 後にThen Jericoに加入のChris Youdell (キーボード)の4人組。
未発表だったアルバム+シングル+リミックス、全16曲を30年経て’15にリリースしたもの。
その昔に「Tell me Girl」を聴いたことあったので、中古CD見つけた際に購入。
ニュー・ウェーブ, ニュー・ロマ, エレポな内容も比較的普通な仕上がり。
しかし、ふと気づくとプロデュースはJapanなどともやってるSteve Nye、リミックスはThe Art of NoiseのJ.J. Jeczalik
・Scary Thieves / Fascination
Noh Mask
「Oriented」
ベルギーのMichel ZylbersztajnとBernard DradinのユニットNoh Mask(能面)。
MichelはKid Montana、BernardはPolyphonic Sizeの人ですよ (と言ってもコアなエレポッパーしか知らないでしょうが)
一応はこのバンドの「Gaijin」と言うこれまたいい味出してるシングルは知ってたのですが、それが入った盤を中古で見つけた時に¥100?200?ぐらいで購入しました。
この盤のB面聴いてビックリ
大昔に坂本教授がNHK-FM「サウンドストリート」で海外のエレポ・バンドの「音楽」のカバー曲をかけたのですが、なんてバンドだったか分からずにずっと探していました。
曲名「Ongaku」で探してたから分からなかったはずです、B面「Empire of the Signs」というタイトルで「音楽」のカバーをやっています。
坂本教授が「YMOを聴いて悟りを開こう」などの歌詞に苦笑、さらに「コード進行が…」と苦笑してたのを覚えています。
バンド名からも分かるように、アルバム全編がこじれた日本感漂うドタバタしたエレポになってます
・Noh Mask / Empire of the Signs
短いですが、「大売出し」ののぼり旗もクールな「Gaijin」も。
ほらほら、こんなやつらですよ
・Noh Mask / Gaijin
Landscape
「Manhattan Boogie-Woogie」(’82)
ボーカルのRichard James Burgessを中心に’75に結成した5人組のLandscape。
元はジャズやパンクを演ってたそうですで、1stではまだそんな感もあるもののその後は本格的にエレポに路線変更。
3rdアルバムでラスト・アルバム。
シンセの音色などアレンジでおちゃらけた感が否めないLandscapeですが、曲自体は意外にファンキーだったりするので、アレンジを変えればHeaven17みたいなかっこいいシンセ・ファンクみたいになるかも?
Heaven17も別にそんなに売れてないので、そうなっても仕方ないかもしれませんし、まあ飄々としたエレポなのがLandscapeの良いところ。
このアルバムリリース後にメンバーが脱退し3人組になり、Ladscape IIIに改名していますが、その後はシングルを数枚出して’84に解散しています。
・Landscape / Manhattan Boogie-Woogie
今回のお気に入りは
Visage
「The Anvil」(’82)
ミスター・ニューロマ, マン・オブ・ニューロマのSteve StrangeのVisageの2nd。
バックはMidge Ure, Billy CurrieやRusty Eganなど当時旬だったUltravox周辺のメンバーのサポートでかっこ悪いわけはない。
アルバム・タイトルは、ニューヨークのゲイのナイトクラブから。(邦題は「舞 - ダンス」)
ジャケのデザインはNew Order, Joy Divisionなどを手がけるPeter Saville。
シングルの「The Damned don't cry」は英11位、「Night Train」は英12位のヒットとなり、当時「Night Train」はTDKビデオテープのCM(Steve Strangeも出る)にも使用されていました。
アルバムも英6位のヒットとなりましたが、この盤をリリース後にMidge Ureが脱退し、Visageは失速。
・Visage / Anvil (Night Club School)
・Visage / TDKビデオテープ CM
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