Amanda Whiting, The Album Leaf, Dead or Aliveなど | 酒と神社とテクノと私

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呑んだ日本酒、参拝した神社、テクノをはじめとする様々な気になった音楽の紹介です。
なかなか県外へ出られないので、熊本県外の神社への参拝へ行けません。

先週の故知新ですルンルン

 

 

 

The Album Leaf

「In a Safe Place」(’04)

ポスト・ロックのTristezaを脱退したJimmy LaValleが結成した’99デビューのバンドの4thアルバム。

ポスト・ロックでくくられたりしているものの、小難しくなく、分かりやすく美しいメロで聴きやすい方のポスト・ロック。

ボーカル曲も数曲あるもののインストものがいい。

Jimmy LaValleが以前にやってたTristezaもいい。

 

 ・The Album Leaf / Thule

 

灰野敬二 / Jim O'Rourke / Oren Ambarchi

「With Pats on the Head, Just One too few is Evil One too many is good that's all it is」(’24)

様々な前衛的, 実験的な音楽の創造者で、Karlheinz Stockhausen, Pan Sonic, Derek Bailey, Merzbowなどとも共演歴のある灰野敬二の管楽器, ギターなど。

元Sonic Youthメンバーで現在は日本在住の実験的音響職人、Jim O'Rourkeのベース, ギター, シンセなど。

同じくオーストラリア出身で実験音楽家のOren Ambarchiのドラム, パーカッション。

実験くん3人組が、長たらしいアルバム, 曲タイトルの下、インプロで生み出す音空間。

最初は、実験的でありつつも隙間のある音空間が心地良い…と思ったのもつかの間、中~後半はドラムやギターがうるさい ショボーン

 

 ・灰野敬二 / Jim O'Rourke / Oren Ambarchi // With Pats on the Head, Just One too few is Evil One too many is good that's all it is

 

Dead or Alive

「The Pete Hammond Hi-NRG Remixes」(’24)

PWLのPete Hammondが手がける1曲8~10分の長尺ミックスを11曲。

元々昔から絡んでいたPWLですし、原曲の雰囲気を壊さず、新しいリミックス仕事だとは思うのですが当時ユーロビート系の音を聴いていた人にはかなり刺さるであろうレトロ感も漂わせるお仕事はさすがです。

そこまでユーロビートにははまってなかった私も懐かしく聴けるようなミックスで、ノリノリなミックスなのですが聴いてると昔を思い出してしみじみとなったり、Pete Burnsの元気な歌声を聴いていると晩年の彼の境遇(整形の底なし沼にはまり美形なのに顔面崩壊、借金で楽曲の版権を全て売り払う、’16に心疾患で逝去など)を考え寂しくなったり、色々な感情が交錯するアルバムです おねがいショボーンアップダウン

曲タイトルに「2000」と入ってるものが数曲あるのですが、これらは実際’00の古いお仕事なんですかね? アルバム全体通して統一感はあるのですが。

 

 ・You spin me round (like a Record) 2000 (Pete Hammond Hi-NRG remix)

 

Shirley Bassey

「The Bond Collection - The 30th Anniversary」(’92)

Shirley Basseyが、Duran DuranやPaul McCartney, Sheena Eastonなどの他人曲も含めて007のテーマ曲を歌うという企画もの?

自身の「Goldfinger」(’64), 「Diamonds are forever」(’71)の再録ももちろん入っています。

そもそもTom Jonesが歌う「Thunderball (邦題:007 サンダーボール作戦)」(’65)のテーマも本来Shirley Basseyが歌う予定だったとの話もあります。

007は、テレビの「~曜洋画劇場」などで観ては、秘密兵器やRichard Kiel演じるジョーズなどが子供騙しっぽくてそこまで好きではなかったのですが、劇場で初めて「Octopussy(邦題:007 オクトパシー)」を観て、大きなスクリーンで観る迫力のアクションや、きれいなお姉様方ラブラブや、Rita Coolidgeの大人の雰囲気漂うテーマ曲に「007もいいねビックリマーク」と思い、それ以降は結構劇場で観たりしています。

 

 ・Shirley Bassey / All Time High

 

 ・Rita Coolidge / All Time High

 

 

 

今回のお気に入りは !!

Amanda Whiting

「The Liminality of Her」(’24)

Dannii Minogueとの仕事「I'll be home for Christmas」(’06)で音楽業界で生きていくことを決心したらしい、英のハープ奏者Amanda Whiting。

Cardiff Universityでクラシックを修め、現在も王立ウェールズ音楽演劇大学とバーミンガム音楽院でハープを教えているそうです。

ゲストとして数曲フルートやボーカルを迎え、ハープ, ベース, ドラム, パーカッションのバンドの形態でのハープ・ジャズ!

印象的なジャケにも惹かれる。

 

 ・Amanda Whiting / Nomad

 

 ・Dannii Minogue / I’ll be home for Christmas

 

 

 

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