友人から「最近どんなの聴いてる?」と聞かれ、その答えと自分の聴いた音楽の記録として書き始めた「音故知新」。
通勤の行き帰りでカーステで聴いてるものです。
先週の音故知新です
System7
「System7」(’91)
Steve Hillageとその嫁Miquette Giraudy、2人ともサイケ~プログレバンドGongの元メンバーによるSystem7の1st。
The Orb のAlex Paterson, Derrick May, Youth, Paul Oakenfoldなどテクノ系人脈が参加。
ボーカル(Zoëも歌ってる)が入る曲も意外にあり、まだ以前の作風から完全にトランス~テクノへシフトしていない感も。
後の作風に近い印象の↓
・System7 / Miracle
Sheila E.
「Bailar」(’24)
‘23にはハリウッドの殿堂入りも果たした、元プリンス・ファミリーのSheila E.の7年ぶりの新譜。
ゲストでサルサ界の大物(詳しくないので分からない)も参加してるらしい、賑やかでゴージャスな本気のラテン~サルサ。
Gloria Estefanや、Sheila E.の実父であるパーカッション奏者のPete Escovedoも参加してます。
・Sheila E. featuring Gloria Estefan & Mimy Succar / Bemba Colorá
Various Artists
「電気グルーヴのテクノ専門学校 ~ The Professional School of Techno vol.1」(’94)
SONYが電気グルーヴ監修でテクノの入門編として出していた「テクノ専門学校」の第1弾です。(第3弾までリリース)
第1弾はテクノの名門レーベルWarpとRising Highのカタログから選抜した10曲。
LFO, Polygon Window (Aphex Twin別名), Black Dog Productions(後にThe Black DogとPlaidに分裂), The Sabres of Paradise(Andrew Weatherall率いる), Speedy Jなどを収録。
「テクノ専門学校」企画終了時にはSONYのサイトに卒業証書がアップされていました。(元画像はもっと画質良かったとは思います)
「私の最終学歴はテクノ専門学校です 」と言いたいところですが、時系列的には違うし、そもそも第3弾は買わなかったので卒業資格は無いのか!?
ご紹介する収録曲は、Hardfloorのミックスで「歌ものでこれかい 」になってる
・Rising High Collective featuring Plavka / Fever called Love (Hardfloor mix)
Mireille Mathieu / Ennio Morricone
「Mireille Mathieu Singt Ennio Morricone ~ モリコーネを歌う」(’99)
フランスの大物(らしい)シャンソン歌手Mireille Mathieuが、Morriconeの曲を情感たっぷりに歌う1枚。
「死刑台のメロディ」(’71), 「夕陽のギャングたち」(’71)などの映画音楽やオリジナル曲を、Morriconeによるアレンジ, 指揮, プロデュースで。
’74にリリースされた盤の’99のCD化国内盤。
・Mireille Mathieu / La Califfa
今回のお気に入りは
Peter Gabriel
「III: Melt (Ein Deutsches Album)」(’80)
本当はタイトルは付けられていないのですが、ソロ3弾なので「III」またジャケのPeterの顔が溶けているので「Melt」と言われる盤のドイツ語歌唱盤。
バックのトラックにも若干の手が加えられています。
Phil Collins, Kate Bush、前作「II」(’78)のプロデューサーでもあるRobert Frippも参加。
アフリカのリズムなど民族音楽の要素を取り入れ、後に続くPeter Gabrielの世界観が確立した盤でもあると思います。
南アフリカの反アパルトヘイト活動家Stephen Bikoのことを歌った名曲「Biko」も収録。
・Peter Gabriel / Spiel Ohne Grenzen (Games without Frontiers)
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