先週の音故知新です
Michael Watford
「Michael Watford」(’94)
Ariana Grandeの新曲「Yes, and ?」が結構ハウスだったので、ハウスを聴きたくなって取り敢えずこの盤を。
母親と義理父がゴスペルの歌い手で、自身もゴスペルを歌っていた生粋のゴスペル上がりのMichael Watford。
2000年代まではゲスト・ボーカルなどとしてシングルは出していたようですが、アルバムとしてはこれが最初で最後のようです。
’91からリリースしていたシングル数曲を含めてアルバムに仕上げてあり、Roger Sanchezが2曲に絡んでます。
雑誌「REMIX」のレビューを見て買ったんじゃなかったかな?
調べると、Michael Watfordは今年1月に64歳でお亡くなりになっています。
ご冥福をお祈りします。
・Michael Watford / So into you
・Ariana Grande / Yes, and ?
Squarepusher
「Dostrotime」(’24)
Warpからリリースの4年振りの新譜。
アシッドでバキバキ, ドリル系だったりな曲と、間に数曲入るギターの弾き語り的な穏やかな曲との落差がえげつない。
打ち込みで怒涛の電子音でも、自身のギターやベースが入ると意外に肉体的にも聴こえる。
国内盤はボーナス1曲入り、さらにはTシャツ付きでも販売。
・Squarepusher / Holorform
Ponta Box
「Modern Juzz」(’97)
YMOのお三方や、渡辺貞夫, 山下洋輔, 坂田明, 渡辺香津美, 山下達郎, 井上陽水, 松任谷由美などなど、挙げたらキリがないほどのアーティストとの共演で日本の音楽シーンを支えていたドラマー村上”ポンタ”秀一の’94結成のバンド。
佐山雅弘(ピアノ), バカボン鈴木(結成時は水野正敏)(ベース)のトリオ。
さすがにドラムが一番頑張っている感のある、割と直球ジャズ。(タイトルもJuzzだし、本人はジャズじゃないと言ってるようですが)
山下達郎が1曲作曲で参加しています。
村上さんは、’21にお亡くなりになられています。
ご冥福をお祈りします。
・Ponta Box / Let's Go Philly
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Black Star Liner
「Bengali Bantam Youth Experience!」(’98)
英の3人組みの2ndにしてラスト・アルバム。
なぜか勝手にフューチャー・ジャズ系かと思って購入(中古ですが)するも、かなりエスニックでびっくり。
ジャケも民族感はないのに。
シタール, タブラなども入りエスニック・ブレイクビーツ, ダブ。
少し覇気のないAsian Dub Foundationと言った感じ?
・Black Star Liner / Inder Automatic
今回のお気に入りは
Fripp & Eno
「Evening Star」(’75)
Robert FrippとBrian Enoのコラボ第2弾。
Frippの独特なギターも、全体的には出番や主張が少なく感じますが、アンビエントなトラックに溶け込んで心地良い。
段々と日が暮れて行く夕暮れの景色、タイトル通り宵の明星が現れる、ジャケの薄暮のような世界を味わう盤。
・Fripp & Eno / Evening Star
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