先週の音故知新です
Dabrye
「Instrmntl」(’02)
Tadd Mullinixって人の独りユニットの2nd。
ヒップ・ホップ色強目だけれどもタイトル通りインストものの、ジャジーな要素も入ったエレクトロニカ。
同じくヒップ・ホップ入ったブツ切れエレクトロニカなPrefuse73のScott Herrengが創設したEastern Developmentsからのリリース。
・Dabrye / D-Town Tabernacle Choir
Various Artists
「Erotic Lounge」(’03)
何だかそそるジャケ ですが、内容はエロくないです
Tosca, Recloose, Kruder & Dorfmeister, a Guy called Gerald, De-PhazzなどなどをCD2枚組全28曲コンパイル。
Disc1「Soft and Lazy」, Disc2「Quick and Dirty」と題してのコンパイルですが、1の方がダウンテンポな曲が多くて好みですね。
・a Guy called Gerald / Fever (Black Dog mix)
Plastikman
「Sheet One」(’93)
Richie HawtinがやってるPlastikman名義の1stで、Mute傘下のNova Muteからのリリース。
TB-303を多用して一聴ミニマルで単調に聴こえるトラックが多いですが、アシッドで不思議とグルーヴィーで中毒性あり。
・Plastikman / Helikopter
Monaco
「Music for Pleasure」(’97)
New Orderが「Republic」(’92)をリリース後に、メンバー間の確執などで活動が停滞していた頃の、ベーシストPeter Hookの’95結成のバンド。
初めてシングル「What do you want from me ?」(’97)を聴いた時には、ベースは例のごとくあれだし、ボーカルも声や下手さ加減がバー兄みたいに聞こえるし、New Oredrの新譜かと思いました。
同じくPeterが’89に結成(’95に解散)したRevengeもまあまあNew Order的でしたが、こっちもなかなかのNew Order具合。
Peterは、結局’07にNew Orderを脱退(Peterに言わせれば解散)し、今でも揉めているのか一緒にはやらず、自身のバンドPeter Hook & The LightでNew OrderやJoy Division時代の曲を演っています。
・Monaco / What do you want from me ?
今回のお気に入りは
Sarathy Korwar
「KAL (Real World)」(’23)
アメリカ生まれ, インド育ちでイギリスで活動するバーカッション奏者, 作曲家らしい。
微妙に奇妙なテイスト漂う、異世界のフューチャー・ジャズ。
掴み所のない作風は、その経歴から来ているのか?
最近知ったアーティストですが、’16の1stはNinjaからリリースしてました。
・Sarathy Korwar / a Seed comes from a Plant
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