先週の音故知新です
Films
「Misprint」(’80)
’79結成のニュー・ウェーブ, テクノ・ポップのバンドの1st。
と言っても、細野さんの¥ENレーベルに移籍して2ndをレコーディングしている途中で解散したので唯一のアルバム。
曲やボーカルなどの雰囲気からか「日本のThe Buggles」と言われていたようで、さもありなんです。
個人的には普段はあまり好きでないはずのペナペナなボーカルと、80年代から見た近未来の妙な世界観がいい。
坂本教授のバンドB-2Unitsや「い・け・な・いルージュマジック」のTV出演の際にドラムを叩いていた鈴木さえ子さんが在籍していたと認識していたのですが、それは¥ENレーベル時代のようです。
’00に「テクノ歌謡DX」シリーズの一環でCD化されたものを購入。
’09にはボーナス曲としてライブ音源追加で再発されているようです。
・Films / 30th Century Boy
Vivien Vee
「with Vivien Vee」(’83)
GoblinのメンバーClaudio Simonettiに見出され‘79デビューのイタロ・ディスコのシンガー。
3rdアルバムにしてラスト・アルバム。
取り敢えずシンセ導入してみました程度な曲からミュンヘン・ディスコみたいな曲まで。
・Vivien Vee / Blue Disease
Various Artists
「Acid Jazz Classics vol.2」(’99)
IRMAからリリースの全14曲入りのアシッド・ジャズのコンピ。
Jamiroquai, Incognito, The Brand New Heaviesなど普段からアシッド・ジャズ扱いされていて納得なアーティストと、個人的にはそんな風には捉えてなかったSwing Out Sister, Sade, Curiousity killed the Catなどを収録。
・Black & Brown / Never be there
Vince Clarke
「Songs of Silence」(’23)
Yazoo, Depeche Mode, Erasureのシンセ・ポップ職人Vince Clarkeが、コロナの自粛期間中にモジュラー・シンセをいじりながら作った楽曲。
最初はリリースするつもりもなかったが、Muteが出そうと言ったから出したとのことだったような?
Vince Clarkeにはエレポを期待しがちですが、残念ながらアンビエント的。
気づくと初のソロ・アルバム
・Vince Clarke / Scarper
今回のお気に入りは
Funkstörung
「Viceversa」(’01)
Autechreに少しヒップ・ホップが入ったようなエレクトロニカをやっていたMichael FakeschとChris De LucaのFunkstörung。
!K7からリリースのFunkstörungのお仕事集。
Plaid, Nils Petter Molvær, a Guy called Gerald, Speedy J, Jean-Michel Jarreなどなどの曲がビートが印象的なエレクトロニカに変貌。
特にインパクト大で「歌モノでこれかい 」な
・Funkstörung Mit Jay-Jay Johanson / I want Some Fun
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