先週の音故知新です
THX1971
「Automatic Constant」(’18)
George Lucas監督の「THX 1138」(’71)にインスパイアされてるような名前買いだったんですが、実際に映画タイトルに自身の生まれ年を合わせてのネーミングらしい。
ドイツのThomas Meier-Goldauって人がやってるプチニセKraftwerkなエレポップ。
いいんですが、全体的には少し曲が弱いかな…。
・THX1971 / Mensch Mobil
Nouvelle Vague
「Should I stay or Should I go ?」(’24)
ニュー・ウェーヴやパンクの曲が、あらこんなにまったりおしゃれに
↑な仏のプロジェクトNouvelle Vagueの結成20周年の新譜。
今回も盤のタイトルThe Clashに始まり、Depeche Mode, Yazoo, ABC★★★, Tears for Fears, Duran Duran, Dead or Aliveなどなどの曲を選出。
そのスジの人にはたまらない楽曲群をジャズやボサノヴァ調で、さらには若干レゲエ, ダブなアレンジの曲まで。
・Nouvelle Vague / Shout (Tears for Fears)
Seal
「Seal」(’91)
英1位となったAdamskiの「Killer」(’90)を共作し、そのボーカリストとして世に出たSealの、ZTTからリリースの1st。
Trevor Hornの90年代のプロデュースお仕事の当たり作。(英1位)
「Video killed the Radio Star」(’79)のオリジナルをTrevorと共作したBruce Woolley, The Art of NoiseのAnne DudleyなどTrevor人脈や、日本勢で屋敷豪太, 鈴木賢司も参加。
「Killer」の焼き直しも収録。
Sealは、「Seal II」(’94)収録の「Kiss from a Rose」で、’95に最優秀レコード賞, 最優秀楽曲賞, 最優秀男性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞の3部門を受賞しています。
・Seal / Crazy
・Adamski / Killer
Geisha
「Geisha」(’85)
エレポ混じりのニュー・ウェーブ~ロックなオーストラリアのバンド。
‘83結成、2枚のアルバムを出してますが、本国でもあまり売れてなさそうで’88に解散しています。
バンド名のせいもあり色物かと思いきや、「Eastren Loves」, 「Kabuki」などの曲名もありはするものの東洋趣味の曲は少なく、比較的ちゃんとした仕上がり。
何で買ったか? 何処かで聴いてちょいエレポでまあまあと思ったからでしょうね。
・Geisha / Eastren Loves
今回のお気に入りは
Marc Moulin
「Top Secret」(’01)
確かタワー・レコードで視聴して買ったかと思うのですが。
ベルギーのジャズ・ピアニスト….、Blue Noteからリリースのハウス入ったクラブ・ジャズ, フューチャー・ジャズ。
結構いいので経歴調べると…、「Marc MoulinってTelexの人やん」と当時ビックリ
1stの「Sam' Suffy」(こちらもジャズ~ジャズ・ロックで結構いい)を’75にリリースし、エレポのTelexは’78結成。
Marc Moulinが’08に逝去されたため、残念ながらTelexは活動停止。
Telexの新譜もMarc Moulinのソロももっと聴きたかった
ご冥福をお祈りします。
・Marc Moulin / Into the Dark
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