先週の音故知新です
Plug
「Drum’n’Bass for Papa」(’96)
Luke Vibertのドラム&ベースのプロジェクト。
Lukeらしい一癖あるドラム&ベースが堪能できます。
基本的にアルバムはこれ1枚の活動でしたが、Ninja Tuneのオフィスで未発表曲入りのDATが発見されたと、’11に2ndがリリースされています。
・Plug / Drum 'n' Bass for Papa
EPO
「Single Tracks」(’91)
EPOと言えば、「ダウンタウン」(’80)や「う・ふ・ふ・ふ」(’83)などの曲の印象にこの頃のアルバムのジャケなどの印象も相まって、個人的にはとにかく健康的で元気印なイメージ。
この盤は、坂本教授関連のMIDIからのリリースの’85~’90のシングル集。
異色なところでJapanの「Life in Tokyo」(’79)のカバーを収録。
Giorgio Moroderのミュンヘン・ディスコな原曲をPWL的なアレンジで。
流行りのPWLをかなり意識した PWL風...と思っていたら、実際にPWLのプロデューサーPete Hammondによるお仕事でした。('24.03.19追記)
・EPO / Life in Tokyo
Philip Glass & Ravi Shankar
「Passages」(’90)
シタール奏者, インド音楽の巨匠Ravi Shankarと、ミニマル・ミュージック(本人はこの表現は嫌いらしい)の巨匠Philip Glassのコラボ盤!
となれば、最強タッグで全編インドなミニマルを期待するものの、割とクラシカルな雰囲気とインドな雰囲気が融合した曲からそれほどでもない曲まで。
・Ravi Shankar & Philip Glass / Prashanti
Deep Forest
「Burning」(’23)
デビュー30周年のDeep Forestの3年ぶりのアルバム。
世界のあちこちからかい摘んで持って来た民族的素材を、適度に組み合わせ配置して良さげにまとめる。
坂本教授が御存命ならオリジナルにレスペクトが無いと言われそうですが、まあそれがDeep Forestの真骨頂。(私は好きなんだから褒めてる)
世界ツアーの一環で4月に来日してビルボードライブ東京でライブするみたい。
・Deep Forest / Who did that ?
今回のお気に入りは
The Orb
「U.F.Orb」(’92)
Alex PatersonとThe KLFのJimmy Cautyが’88に結成したユニットの2ndアルバム。
Steve Hillage, Youth, Jah Wobble, Thomas Fehlmannなども参加。
怒涛のエフェクトに、自然の音や民族的な音, サイレンの音などのコラージュが入る具現的なアンビエント。
心地良い音の空間 チルい
なんと英チャートで1位を獲得。
シングルになった「Blue Room」はアルバム・バージョンも17分越えと長尺ですが、フル・バージョンでは40分ほどまったりできます
・The Orb / Blue Room
・The Orb / Blue Room (Full Length version)
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