先週の音故知新です![]()
RCサクセション
「Beat Pops」(’82)
8枚目のアルバム。
坂本教授とのコラボ「い・け・な・いルージュマジック」(’82)を聴いての、個人的に初購入のRCサクセションのアルバム。
世間的にも「い・け・な・い~」に続いて、先行シングル「Summer Tour」がヒット。
シングルのヒットや、全体的にポップな収録曲のおかげもあり、アルバムもオリコン2位のヒット。
アルバムにはその「Summer Tour」はシングル・バージョンではなく、なぜか横浜球場でのライブを収録。
古くからのファンの方々にとっては売れ線, 一般受けを狙ってそうなちょっと違うアルバムなんでしょうね。
・RCサクセション / つ・き・あ・い・た・い
The B-52’s
「Cosmic Thing」(’89)
’76から活動を続ける米発のベテランのバンド。
Don WasとNile Rodgersのプロデュースによる5thアルバム。
シングルの「Deadbeat Club」(米30位),「Roam」(米3位, 英17位),「Love Shack」(米3位, 英2位)もヒット、アルバムは米4位, 英8位のヒット作。
男性ボーカルFred Schneider, 女性ボーカルのKate Pierson, Cindy Wilsonの声は特徴的で、声を聴いたらすぐに52’sだと分かる、米らしい飄々とした陽のニューウェーブ。
シングル「Love Shack」と「Roam」は米3位とヒットしていますし、「Love Shack」はPVもMTVで賞をもらったりしているようですが、リンクは敢えて好きな米30位の「Deadbeat Club」を。
・The B-52’s / Deadbeat Club
Zakir Hussain & Kunnakkudi Vaidyanathan
「Colours (Golden Krithis)」(’94)
インド人タブラ奏者Zakir Hussainと、バイオリン奏者Kunnakkudi Vaidyanathanのコラボ盤。
クラシカルな雰囲気漂うバイオリンの音色, 旋律のお陰で、もちろんエキゾチックではあるもののコテコテなインド感が極く僅かですが薄まった内容に。
・Zakir Hussain & Kunnakkudi Vaidyanathan / Abharaama Bhakti (Raag: Bahdhuvaraali)
Aux88
「Reprogramming the Machine」(’98)
デトロイトを拠点とするTommy HamiltonとKeith Tuckerのデトロイト・テクノ~エレクトロなユニット。
シングル「Break it down」(’96), 「Electro / Techno」(’97), 「I need to freak」(’98)のリミックスを計9曲収録した企画盤。
リミキサーはOctave One, DJ Dijital, Will Webなどとクレジットがありますが、Underground Resistance関係の人でしょうか?
Octave One以外は知らない。
ちょーエレクトロ ![]()
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・Aux88 // Electro / Techno (Microknox remix)
今回のお気に入りは ![]()
Criss Joss
「Hyperacusis」(’20)
数年前に知ってハマったフランスのアーティスト。
ベース, ギター, キーボード, ドラム、果てはシタールやフルートまでマルチに演奏する才人。
ハウス, アシッド・ジャズからバレアリック系の音楽をリリースするIRMAからの‘02の1stからコンスタントにリリースを続けており、多分12枚目のアルバム?
聴覚過敏に悩まされているようで、アルバム・タイトルも「Hyperacusis = 聴覚過敏」。
エレクトリックで、ファンキー, ブルージー, ジャジーでグルーヴィー。
この人は全アルバム(少なくとも所有の盤は)いい ![]()
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・Criss Joss / Floating Points
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