先週の音故知新です
Various Artists
「Dance Classics New Jack Swing vol.1」(’11)
Boyz II Men, Keith Sweat, Johnny Gill, Guy, Babyfaceなどなど納得なところも含めて、これもニュー・ジャック・スウィング?ってのも入ってのCD2枚組全24曲のコンピ。
全曲Club mixなどの手を加えたミックスものを収録なので、単純にニュー・ジャック・スウィングのかっこ良さを味わうには普通のアルバム・バージョンやシングル・バージョンの方が良いような。
・Johnny Gill / Rub you the Right Way (Extended 12” mix)
Wet Leg
「Wet Leg」(’22)
Rhian Teasdale, Hester Chambersの女性2人が前に出た英のバンド。
「ベストヒットUSA」で取り上げられていたのを見て興味を持ちました。
アルバムは英で1位を獲得し、グラミー賞では「最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム賞」など2部門と、英ブリット・アワード「最優秀新人アーティスト賞」など2部門受賞しているようです。
肩肘張らずにやる気のない?気だるく飄々とした味わいを感じる盤。
Depeche Modeのシングル「Wagging Tongue」(’23)のリミックスもしており、好き嫌いは置いといて、らしく仕上げてます。
・Wet Leg / Chaise Longue
・Depeche Mode / Wagging Tongue (Wet Leg remix)
渡辺貞夫
「Pamoja」(’76)
ジャズ・サックス奏者渡辺貞夫の渡辺貞夫セプテットのライブ盤。
よみうりホールでのイベント「ジャズ・オブ・ジャパン ’75」での演奏を収録。
曲のタイトルもスワヒリ語だったり、渡辺貞夫がアフリカン・ミュージックに傾倒していた時期の、アフロなフュージョン・ジャズ。
その並びで最期のスタンダードな「Ev'rytime we say Goodbye」は違和感あり。
・渡辺貞夫 / Pamoja
São Paulo Underground & Tupperwear
「Saturno Mágico」(’21)
Chicago Underground~のコルネット奏者Rob Mazurekとブラジルのパーカッション奏者Mauricio TakaraによるユニットSão Paulo Undergroundと、スペインのエレクトロニック系ユニットらしいTupperwearとのコラボ盤。
Chicago Underground~にも通ずるアブストラクトでジャジーでポスト・ロックで実験的な1枚。
これはレコ屋で視聴して一発購入も、そもそもアナログ盤しかリリースされていないようです。
・São Paulo Underground & Tupperwear / Perenquén
今回のお気に入りは
Kraftwerk
「Electric Cafe」(’86)
これをヘビロテしながら、コタツのみの寒い下宿の部屋で受験勉強していた高3の冬を思い出す、青春の?盤です。
時代を感じさせるデジタルなシンセの音や乾いたビートで、さらに当時の寒さが思い出される
テクノ~エレクトリック・ミュージックで先を走っていたKraftwerkが、時代に追いつかれた?時代に追い越された?と当時言われていた、個人的にはそういった意味でもちょっとしみじみしてしまう盤。
メンバーのポリゴン顔のジャケも分かりやすくテクノ!
’09のリマスター盤リリース以降は、アルバム・タイトルが「Techno Pop」に変更されてます。
なぜか受験勉強中の寒い下宿を一番思い出させるタイトル曲↓
・Kraftwerk / Electric Cafe
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