Shirley Bassey, 冥丁, John Coltraneなど | 酒と神社とテクノと私

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呑んだ日本酒、参拝した神社、テクノをはじめとする様々な気になった音楽の紹介です。
なかなか県外へ出られないので、熊本県外の神社への参拝へ行けません。

先週の故知新ですルンルン

 

 

 

John Coltrane

「Another Side of John Coltrane」(’21)

John Coltraneが’21に生誕95年周年を迎えたのを記念してリリースされた企画盤。

概ね50年代の初期のキャリアに焦点を当て、Sonny Rollins, Miles Davis, Thelonious Monkなどとの共演など、John Coltraneがサポートに回った演奏をまとめた盤。

Another Sideを語れるほど私は全く詳しくはないですが。

特に同じサックス奏者のSonny Rollinsとの「Tenor Madness」は、唯一の共演作で貴重らしい。

所有音源はCDですが、アナログ盤の方が収録曲が多い模様。

 

 ・Sonny Rollins Quartet / Tenor Madness

 

冥丁

「怪談」(’19)

広島在住の日本人アーティストのデビュー盤。

小泉八雲の小説にインスパイアされて「怪談」をテーマに、奇怪なだけではなく、ローファイで簡素な音に和なテイスト, 繊細な情緒も感じる和風アンビエント。

侘び寂びや荘厳さも感じさせる細野さんの和風アンビエントの名盤「Mercuric Dance」(’85)とは趣の違う、文明開化以前の庶民, 下町のエクスペリメンタルで不思議なアンビエント〜エレクトロニカ。

 

 ・冥丁 / 塔婆

 

Bizarre Inc

「Technological」(’89)

’89に英のDJ、Dean MeredithとMark Archerで結成のBizarre Incのミニ・アルバム。

Depth ChargeのJ. Saul Kaneに気に入られVinyl Solutionに移籍してからクラブ系寄りにシフトして、「Such a Feeling」(’91), 「Playing with Knives」(’91)「Took my Love」(’92)などのヒットを放つBizarre Incですが、この頃はアシッド~デトロイトのテイストも漂うテクノな作風。

方向転換後は米ダンス・チャートで1位を獲得する曲などもあり、微妙なテクノをやっているよりは良かったのでしょう。

 

 ・Bizarre Inc / Technological 

 

Narada Michael Walden

「Euphoria」(’23)

米のプロデューサー, ドラマー, 作曲家, 編曲家であるNarada Michael Walden。

Sister Sledge, Whitney Houston, Aretha Franklin, Diana Ross, Mariah Careyなどなど錚々たるアーティストとの共演歴のある大ベテラン。

日本人にとっては、高中正義, 荻野目洋子, SMAPとの共演で知ってる人もいるかも。

Carlos Santana, Sting, Stevie Wonderなどをゲストに迎え、新しすぎない古くもない、音もいいし、曲, アレンジ, 演奏、全ての点でかなりのレベルでキッチリと仕上げるその仕事に、「そつなく、よくできてるなー びっくり(好き嫌いには関係ないところで)」と感心させられました。

 

 ・Narada Michael Walden / Show me How to love again

 

 

 

今回のお気に入りは !!

Shirley Bassey

「The Remix Album... Diamonds are forever」(’00)

’50年代より活動する英のベテランシンガーで、エリザベス二世から大英帝国勲章も授けられたShirley Bassey。

「007 Goldfinger」(’64)や「007 Diamonds are forever」(’71)など007がらみが有名でしょう。

’98のPropellerheadsのアルバムでの共演をきっかけに、「Shirley Basseyってクラブ化したら結構いんじゃね?」となっての企画か?

そのPropellerheadsや、Kurtis Mantronik, Kenny Dope, Nightmare on Wax, Groove Armadaなどなどクラブ系アーティストが集結してリミックス。

元曲が良い上での当時イケてるアーティストによるリミックスが悪いわけない....、と思うのは私のようなマニアックな人だけか、リリース時のチャート・アクションは英62位とそれほどでもない ショボーン

 

 ・Shirley Bassey / Goldfinger (Propellerheads mix)

 

 

 

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