上原ひろみ, Mouse on Mars, Ash Ra Tempelなど | 酒と神社とテクノと私

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呑んだ日本酒、参拝した神社、テクノをはじめとする様々な気になった音楽の紹介です。
なかなか県外へ出られないので、熊本県外の神社への参拝へ行けません。

先週の故知新ですルンルン

 

 

 

Mouse on Mars

「Iaora Tahiti」(’95)

’93に結成のAndi TomaとJan St. Wernerでドイツで結成のMouse in Marsの2ndアルバム。

元KraftwerkのWolfgang Flürがドラムで参加、クレジットではNobuko Sugaiという日本人のドイツ語を直訳した感のあるわずかに微妙な日本語ナレーションの入る、1曲目から印象的な「Stereomission」は、そのWolfgang Flürが自身のユニットYamoの「Time Pie」(’96)で「Stereomatic」としてカバーしています。

小難しいこともやる人達ですが、これは遊び心溢れる、浮遊感やドリーミーな感もあるエレクトロニカ。

 

 ・Mouse on Mars / Stereomission

 

P.M. Dawn

「Of the Heart, Of the Soul and Of the Cross」(’91)

ニュージャージのCordes兄弟で結成のP.M. Dawnのデビュー盤。

こてこてヒップ・ホップではなく、ある程度ちゃんと歌って、それにラップが入るというスタイルで聴きやすい。

Spandau Balletの名曲「True」(’83)をサンプリングした「Set Adrift on Memory Bliss」(’91)が米1位, 英3位の大ヒット。

「Set Adrift ~」のPVにはSpandau BalletのボーカルTony Hadleyも少し映る。

 

 ・P.M. Dawn / Set Adrift on Memory Bliss

 

Ash Ra Tempel

「Ash Ra Tempel」(’71)

Klaus Schulze(ドラム), Manuel Göttsching(ギター), Hartmut Enke(ベース)の3人組Ash Ra Tempelの1st。

エンジニアはConny Plank。

壮大なドラマを観せられている(聴かされている)ようなA面約20分, B面約25分の2曲のクラウト・ロック, ジャーマン・ロック, サイケデリック・ロックの大作。

ドタバタなドラム, 怒涛のギター, 渦巻くエフェクト、騒然としながらもトランシーでもあります。

 

 ・Ash Ra Tempel / Amboss

 

Various Artists

「Hospitality Drum & Bass 2010」('10)

London Elektricity主催のドラム&ベースのレーベルHospital Recordsのコンピ。

最近はドラム&ベースのアーティストも積極的には聴かないので知ってるアーティストはUnderworld, London Elektricity, Johnny L, Netskyぐらい。

と言っても14年前のコンピではありますが。

Hospitalらしい、前のめりな勢い, 疾走感のあるドラム&ベース。

リンクのUnderworldの曲は、当時「YMO + Grooveriderみたいなつもり」とメンバーが言ってた一曲。

どの部分がYMOのつもりなのか、もう少し詳しく聞いてみたい。

 

 ・Underworld / Scribble

 

 

今回のお気に入りは !!

上原ひろみ

「Place to be」(’09)

6作目にして初のピアノ・ソロ・アルバム。

購入当時、インスト曲に続いて最後に急にアッコちゃんが歌いだすのでびっくりした覚えが。

中古国内盤(帯なし)で購入して、情報無しで聴いたのですが、日本盤ボーナス「Green Tea Farm」にはアッコちゃんがゲスト・ボーカルで参加。

「Pachelbel's Canon」など数曲を除いて他は自作曲。

バークリー音楽大学卒ですが、ピアノ科と思いきや作曲科ですしね。

ピアノ・ソロですので周囲に気兼ねすることなく?ダイナミックで情熱的に自由奔放に弾いています。

 

 ・上原ひろみ / Choux À La Crème

 

 

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