菊池川沿いに鎮座する北宮阿蘇神社に参拝しました。
菊池一族を祀る神社としては菊池神社が有名ですが、菊池神社は明治時代に建立された神社であり、菊池氏の時代からの氏神としてはこちらの北宮阿蘇神社になるようです。
鳥居と狛犬の間にある太い2本の柱は、熊本地震で倒壊した以前の鳥居の柱だそうです。
その太さからは、大きな立派な鳥居だったと想像されます。
楼門です。
安土桃山時代の天正7年(1579年)に、本殿~拝殿は島津軍によって被害を受けましたが、楼門は無事だったとのことです。
楼門では、カラフルな狛犬と少し怖い顔をした頼りになりそうな随身が祭神を護っています。
拝殿, 本殿です。
扁額には北宮とあります。
祭神:國造速瓶玉命(阿蘇十二宮の第十一の宮)
天授4年(1378年)に、16代菊池武政(17代武朝説もあり)が阿蘇大明神を勧請し、菊池の郷社として創建されました。
境内社の生目社、右写真は手前より稲荷社, 五社宮(山崎, 春日, 八幡宮, 新宮, 若宮)と、奥は神輿堂です。
本殿の隣には、御神木と小さな猿田彦の碑があります。
神社では、県指定重要文化財の10体の木造男女神坐像(17代武朝公奉納)、また市の指定文化財の伝征西将軍宮軍配扇が社宝となっているようですが、残念ながら通常は一般公開はされていないようです。
直書きの御朱印をいただきました。
私史上最年少のフレッシュ宮司さん(22歳)に書いていただきました。
神社の維持も大変なことかと思いますが、今後も皆さんの心の拠り所を守って頑張って欲しいです。
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