先週の音故知新です
Steve Winwood
「Back in the High Life」(’86)
英のThe Spencer Davis Group, Blind Faithなどの元メンバーで、70年代以降はソロで活動するSteve Winwood。
前作のセールスの失敗や私生活でも離婚などあり、失意を乗り越えての4年振りのリリースの4thアルバムだったとのこと。
Chaka Khan, Nile Rodgers, James Taylorなどもゲストで参加しており、英8位, 米3位の大ヒットで、グラミー賞も3部門受賞。
自身初のNo.1ヒット「Higher Love」(英13位, 米1位)を始め計4枚のシングルをカットし、全体的にノリの良い曲ばかり。
やはりこれがソロでのキャリア・ハイ?
・Steve Winwood / Higher Love
Various Artists
「In Order to Dance 4」(’92)
ベルギーの名門テクノ・レーベルR&Sの名コンピ「In Order to Dance」の第4弾。
AFX(Aphex Twin名義), C.J. Bolland, DJ Hell, Dave Angel, Sun Electric, Sourceなどなどを収録。
今回調べて初めて輸入盤の方が2枚組26曲と盛りだくさんと言うのに気づきました。(国内盤は13曲… )
この頃はSONYがテクノのリリースに力を入れてて国内盤をリリースしてくれていたので、輸入盤の方が曲多いって知らずに買いました。
しかし、国内盤には上記のメジャーどころもしっかり抑えて抜粋してあるようです。
・AFX / Analogue Bubblebath
Quadrophonia
「Cozmic Jam」(’91)
当時のレイブ系のテクノな音。
「Quadrophonia」は英14位のヒット。
アルバムからの他のシングルはそれ系のコンピなどでは聴けていたものの、一般チャートでは40位程度とヒットせず。
アルバム1枚で終了。
メンバーのOlivier AbbeloosはT99のメンバーでもあります。
・Quadrophonia / Quadrophonia
Garbage
「Garbage」(’95)
Nirvana, The Smashing Pumpkins, Yonic Youth等のプロデューサー, エンジニアであるButch Vig(バンドではドラマー)が結成したGarbegeのデビュー盤。
米ビルボード20位、英チャートで6位の大ヒット。
そのファッションや、妖しくもコケティッシュなボーカルが個性的なShirley Mansonの存在が最大の売り。
Gabageは「007 World is not enough」(’99)のテーマもやってます。
ボーカルのShirley Mansonは、「Terminator」のTVシリーズ「Terminator: The Sarah Connor Chronicles」2ndシーズンに、液体金属ターミネーター(T-1001)であるCatherine Weaver役として出演してました。
番組は不評だったようで、2ndシーズンで終了してます。(実際つまんなかったです)
・Garbage / Milk
今回のお気に入りは
Primal Scream
「XTRMNTR」(’00)
‘91にクラブ方向へシフトした「Screamadelica」で大ブレイクした後は、まったりオルタナやダビーな作品をリリースしていましたが、Two Lone SwordsmenのWeatherallじゃない方Keith TenniswoodやAdrian Sherwood, David Holmesなどをプロデューサーに迎えて、この盤は完全にデジタル・ロック化。
My Bloody ValentineのKevin ShieldsやNew Orderのバー兄も参加。
シングル「Swastika Eyes」, 「Kill All Hippies」, 「Accelerator」などは良いのに、英チャートでは20~30位台止まりも、アルバムは3位の大ヒット。
ダークで硬質なデジタル・ロックのの6thアルバム。
経営難でSONY傘下に下った、Saint Etienne, My Bloody Valentine, Hypnotone, a Certain Raio, Oasis, The Jesus & Mary Chainなどなどをリリースした名門インディーズ・レーベルCreation Records最後のリリース。
・Primal Scream / Swastika Eyes (Jagz Kooner mix)
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