先週の音故知新です
Urban Dance
「Urban Dance」(’85)
成田 忍, 松本浩一, 小山謙吾の3人組。
幸宏さんプロデュースで、細野さんのレーベルNon-Standardからのデビュー盤。
細野さんの「Non-Standard Mixture」(’84)に歌詞をつけた「Remaking of Non-Standard Music」や、当時の幸宏さんの作風丸出しの「Hammer」↓なども入った、Non-Standardらしい硬い音のエレポップ。
同じくNon-Standardから’86に2ndアルバム「Two Half」を出して解散。
売り文句で「ポストYMO」とも言われていましたが、聴いていた方としてはそんな意識は全く無い。
・Urban Dance / Hammer
Ennio Morricone
「We All love Ennio Morricone」(’07)
‘20に亡くなられたEnnio Morriconeの、’07に出たトリビュート盤。
Céline Dion, Yo-Yo Ma, 葉加瀬太郎, Quincy Jones + Herbie Hancock、意外なところではMetalica, Roger Waters, Bruce Springsteenなど、Ennio Morriconeを愛するアーティスト達によるカバー曲。
Ennio Morricone自身による新録曲も数曲入り。
Bruce Springsteenは歌モノを期待してしまいますが、残念ながらインスト「Once upon a Time in the West(邦題:ウエスタン)」。
・Quincy Jones featuring Herbie Hancock / The Good, the Bad and the Ugly
Attica Blues
「Test, Don’t test」(’00)
’94結成の英を拠点とする3人組で、バンド名はArchie Sheppの’72のアルバムから。
‘97の1stはJames Lavelle(U.N.K.L.E.)の設立したMo Waxからのリリース。
これは、2ndアルバムにしてラスト・アルバム。
目玉曲, ヒット曲があればその後の展開も違ったのかもしれませんが。
ヒップホップ, ジャズ, ソウル, R&Bをアブストラクトなトリップ・ホップへ昇華。
Massive Attack好きとかにもオススメ。
・Attica Blues / It's not enough
Crystal Waters
「The Best of Crystal Waters」(’98)
デビューの「Gypsy Woman (She's Homeless) 」(’91)がビルボード8位など英米欧で大ヒットのCrystal Waters。
英のFMチャート番組や、コンピにも入りまくっていたのを当時聴きまくっていた曲。
今回の盤は「Gypsy Woman~」から「Just a Freak」(’97)までのシングルを中心に集めた盤。
デビュー・アルバムの「Surprise」(’91)は持ってるものの、それ以降の音源はこのベスト盤しか聴いたことない。
ほぼ全編ハウス。
やはり「Gypsy Woman~」の印象が強烈。
・Crystal Waters / Gypsy Woman (She's Homeless)
今回のお気に入りは
Monolake
「Gravity」(’01)
独のRobert HenkeとGerhard Behlesが’95に結成したMonolakeの3rdアルバム。
現在はRobert Henkeの独りユニットに。
寒々としながらも叙情的にすら感じる、アンビエント的でもある、暗く, 美しいエレクトロニカ。
・Monolake / Ice
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