先週の音故知新です
Miles Davis
「Workin' with the Miles Davis Quintet」(’60)
John Coltrane(サックス), Red Garland(ピアノ), Paul Chambers(ベース), Philly Joe Jones(ドラム)のラインナップ。
このクインテットで演った’56のセッション音源から、今回の盤以外に「Cookin' with The Miles Davis Quintet」(’57), 「Relaxin' with The Miles Davis Quintet」(’58), 「Steamin' with The Miles Davis Quintet」(’61)の計4枚が制作されたようです。
バラードからアグレッシブな曲までバラエティーに富んだ、4人のセッションのライブ感あふれる1枚。
1曲だけMiles抜きの曲があり、ピアノとベースのソロが堪能できます。
・Miles Davis Quintet / It never entered my Mind
Susan
「Do you believe in Mazik」('80)
アメリカ人と日本人のハーフのスーザン。
70年代よりスーザン・ノザキやスージー・白鳥名義で昭和歌謡などをリリースしていたようですが、幸宏さんの手により大変身!
細野さん, 坂本教授, 松武秀樹, 立花ハジメ, 鈴木慶一, 久保田麻琴, 大村憲司などなどが参加した幸宏さんプロデュースの盤。
シンセ・ポップ, エレ・ポップと表現するより、やはりテクノ・ポップな一品。(このへんは感覚的なものなのでご勘弁を)
個人的には、キンキンした感じのスーザンの歌は何度聴き直してもそんなに好きじゃない。
他の人が歌ってたらもっと好きなアルバムだと思うのですが。
リンクは細野さん丸出しの「Ah ! Soka」↓
・Susan / Ah ! Soka
Ozric Tentacles
「Waterfall Cities」(’99)
メンバーチェンジを繰り返しながら、最初から残るEd Wynne(ギター)が率いる、自主リリースバンドのOzric Tentacles。
やはりスペーシーでフュージョンでロックでプログレ。
この盤は、東洋風味プログレ、レゲエ/ダブ風味プログレあり。
シンセが効いてる曲はSystem7っぽくもある。
まあ、あっちもプログレ, スペース・ロック上がりのSteve Hillageがやってるからな。
・Ozric Tentacles / Waterfall City
Various Artists
「Love, Peace & Poetry: Mexican Psychedelic Music」(’03)
メキシコのサイケな曲を集めた、野趣あふれる混沌としたコンピ。
中古屋で安くて、メキシコ?のサイケデリック?と謎な内容に惹かれて買ったんじゃないか?
サイケ要素はともかく、メキシコ要素はどこに感じれば良いのか?(スペイン語の部分?)
今回調べると「Japanese Psychedelic Music」「Latin American~」「British~」などシリーズ化されており、「Japanese~」には細野さんのエイプリル・フールや内田裕也などが入ってるようです。
安く見つけたら買ってみよう。
・De Fachada De Piedra / Roaming
今回のお気に入りは
Aidan Baker / Simon Goff / Thor Harris
「Noplace」(’18)
多彩で実験的な作品を多くリリースするカナダ人ミュージシャンのAdam Baker。
2人のマルチプレイヤー、英のSimon(メインはバイオリン?)と米のThor(主にドラム, パーカッション?)とのコラボ盤。
Jon Hasselにトランペット吹いて欲しいと思わせる「4th World」的になりそうな曲もある、アンビエント, ポストロックでダークな1枚。
・Aidan Baker / Simon Goff / Thor Harris // Tin Chapel
クリックしていただければ幸いです。
にほんブログ村