友人から「最近どんなの聴いてる?」と聞かれたのに対する返事と、自分の聴いた音楽の記録として書いている「音故知新」です。
通勤の行き帰りに爆音で聴いている音楽の紹介です。
先週の音故知新です
Dick Hyman
「Electrodynamics」(’63)
ピアニスト, オルガン奏者にしてエレクトロニックなことも演るDick Hyman。
オーケストラをバックにDick Hymanがローリーオルガン(電子オルガン)でスタンダード・ナンバーを弾く、モンド感溢れる盤。
・Dick Hyman / Stompin' at the Savoy
Måneskin
「Rush !」(’23)
「ベストヒットUSA」の「カウントダウンUSA」を見ていて、昨今のヒット曲の潮流から離れたロックな曲がポツンとチャートインしていてずっと気になっていたバンド。
’16結成のイタリアの4人編成のバンドの3rd。
17年にイタリア版「The X Factor」で2位、’21の「Eurovision Song Contest」で優勝しています。
Damiano Davidの少しダミ声っぽいボーカル, 圧の強い剛のギターが印象的なのと、私が魅かれるということは何となく80sっぽさを感じるのか?
・Måneskin / Own my Mind
Sweet Exorcist
「C.C.C.D.」(’91)
Cabaret VoltaireのRichard H. Kirkのブリープ・テクノをやるユニット。
7曲入りですが、アナログ盤は「C.C.E.P.」、CDは「C.C.C.D.」というタイトルのシングル扱いのようです。
Richard H. Kirkは、’21にお亡くなりになられていました…、知りませんでした。
独りユニットになってしまったCabaret Voltaireの26年ぶりのアルバム「Shadow of Fear」を’20にリリースしていたのですが。
一貫してエレクトロニックな音楽を追求するテクノの求道者でした。
残念です。
ご冥福をお祈りします。
・Sweet Exorcist /Trick Jack
Taylor Deupree
「Harbor」(’22)
エレクトロニカ, アンビエント系の音楽をリリースするレーベル12kの創設者Taylor Deupree。
「Disappearance」(’13)など坂本教授との共作もあります。
Taylor Deupreeの淡い色彩の抽象画の風景画のようなアンビエント。
昼休み後の5時間目の水泳の授業の次、6時間目の国語の時間の体の生温かさ, 眠気, 心地良い気だるさのような雰囲気が漂います。(どんなだよ!)
・Taylor Deupree / Desaturation
今回のお気に入りは
Various Artists
「Ninja Cuts: Flexistentialism」(’96)
Coldcutが主宰するレーベルNinja Tuneのレーベル・コンピ。
収録アーティストもDJ Food (Coldcut別名), Funki Porcini, Luke Vibert, DJ Vadim, The Harbalizer, Kruder & Dorfmeisterなどなどと曲者~強者揃い。
トリップ・ホップ, フューチャー・ジャズ, ブレイクビーツ, ダウンテンポで当時キレキレで先進的だった曲を存分に楽しめます。
今聴いてもイイ
・The Herbaliser / Scratchy Noise
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