先週の音故知新です
Jimi Tenor
「Multiversum」(’22)
‘00前後にはWarpからもリリースしていたJimi Tenor。
フューチャー・ジャズで、エレクトロニックでエクスペリメンタルで何だかモンドなジャズ。
最近の作品の中では結構ジャズ寄り。
ジャケ写が日章旗っぽくて、某国ではリリースできなさそう
・Jimi Tenor / RajuRaju
Anonymass
「Anonymass」(’08)
YMOのライブやMetafiveでもお馴染みの権藤知彦も在籍するAnonymassによる、YMO結成30周年を記念してリリースされたYMOカバー。
アコースティック, エレクトロニカなアレンジも多彩で、先日のEnola QuintetのYMOカバーより楽しい。
Anonymassは、坂本教授のcommmonsから’07にリリースされたPenguin Cafe Orchestraのトリビュート盤にも参加しています。
・Anonymass / Anonymoss
Adrian Younge & Ali Shaheed Muhammad
「Jazz is dead 001」(’20)
LAの人気ジャズ・イベントをきっかけとして、仕掛け人のAdrian Youngeとa Tribe called QuestのAli Shaheed Muhammadが設立したレーベル「Jazz is dead」。
そのレーベルからの「Jazz is dead」シリーズ第1弾は、その後続くシリーズの予告編的なコンピ。
Roy Ayers, Brian Jackson, Azymuthなど大物ぞろい。
「Jazz is dead」シリーズは、‘22現在までの2年間でvol.12までリリースされています。
・Adrian Younge & Ali Shaheed Muhammad / Apocalíptico featuring Azymuth
Rober Görl & D.A.F.
「Nur Noch Einer」(’21)
Neue Deutsche WelleのD.A.F.(Deutsch Amerikanische Freundschaft)の18年ぶりのアルバム。
と言っても、’20にヴォーカルのGabi Delgado-Lopezが逝去されているので、残ったRober Görlの手によるものです。
名義はRober Görl & D.A.F.。
古き良きD.A.F.っぽい音もするアルバムですが、なるほど80年代に作った未発表音源を多く使用しているようです。
しかし、Gabi亡き今、ヴォーカルはRober Görl。
男臭い, 野太い, アクの強いGabiの声が入っていないのは物足りない。
・Rober Görl & Deutsch Amerikanische Freundschaft / Gedanken Lesen
今回のお気に入りは
BBG
「Snappiness Remix」(’90)
Soul II Soul「Club Classics vol.One」(’89)収録の「Happiness (Dub)」と同じピアノリフを引用した、当時クラブ系インストものでかなり好きだった曲。
何かのコンピでインストものを最初に聴き、後にヴォーカル入り(本来ヴォーカル曲?)があると知りましたが、刷り込み効果?でやっぱりインストものが30年経っても大好き。
・BBG / Snappiness
一応、歌ものversionも。
・BBG / Snappiness (Sweet Inspiration) (on TV Show)
クリックしていただければ幸いです。
にほんブログ村