車で熊本駅へ行く途中で通りすがりに見える、ずっと気になっていた神社がありました。
今回、歩いて参拝へ行ってきました。
新幹線の高架沿いの道に鎮座する小さな神社です。
正式名称は横手菅原神社のようですが、一般には下馬神社(げばじんじゃ)と呼ばれているようです。
目の前を新幹線の高架が通ります。
鳥居は熊本地震で倒壊したそうですが再建されています。
拝殿と本殿(菅原神社)です。
下馬神社の名称の由来は以下です。
戦国時代、肥前の軍勢が上代城に攻め込んで来たと連絡を受けた隈本城(熊本城の前身)城主の鹿子木寂心が、夜襲をかけるべく馬を走らせていたところ、城の北東4kmほどの神社の場所で馬がすくんで動かなくなりました。
寂心が馬を降りて神社に拝礼したところ、馬も動き出し、戦にも勝利することができました。
以降、人々がこの神社を下馬神社と呼ぶようになり、この神社の前は馬を降りてから通るようになったということです。
横手菅原神社としての創建などに関しては詳細不明です。
「熊本県内すべての神社を網羅集大成した」と豪語する「熊本県神社誌」(昭和56年, 青潮社)にも、創建年などの記載はありません。
境内社として、祖霊社, 淡島大明神, 宮地獄神社が鎮座します。
立派な 神馬の像もあります。
近くには、熊本藩主細川家ゆかりの妙解寺(みょうげじ)跡であり、国の史跡指定の北岡自然公園もあります。
参拝, 散策にいかがでしょう。
おまけ
北岡自然公園, 下馬神社を参拝, 散策後、あと5分, 400mほど頑張って歩くと、角打ち可能な酒屋「福城屋酒店」があります。(こっちが本命)
店頭で丁寧に注いでもらえる生ビールや、定期的に種類が入れ替えられ同様にサーバーから供されるクラフトビールも常時2種楽しめます。
今回のクラフトビールは「インドの青鬼」と、あと1種は忘れた…。
自分達ばかり飲んでいると、うちの駄犬が俺にも飲ませろと怒ります
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