先週の音故知新です
Recoil
「Bloodline」(’91)
Depeche Modeの年齢制限付きのメンバー募集に年齢詐称して応募し、’82に加入したAlan Wilder。
自分の曲を使ってくれないから(だったと思う)などなどと言う理由で’95に脱退。(ヴォーカルのDaveも自分の曲を使ってくれないとDepeche Mode辞めると一時期言ってましたね。)
Depeche Mode在籍中に始めていたソロ・プロジェクト。
Nitzer EbbのDouglas McCarthy, Moby, Leftfieldとも共演のあるToni Halidayなどをゲスト・ヴォーカルに迎えての3rdアルバム。
やはりDepeche ModeにもAlanのテイストが欲しい。
・Recoil / The Defector
Hardfloor
「TB Resuscitation」(’93)
Sven Väth創設のHarthouseからリリースの1st。
日本のRoland社製のベースシンセTB-303を使い倒したアシッド・テクノ, ジャーマン・テクノ。
茶: Orbital「Orbital」(’93), 白: Aphex Twin「Selected Ambient Works 85-92」(’92), 黄のこの盤(ジャケの色)で、当時のテクノを代表するテクノ三色とも言われていました。
テクノ史における名盤。
・Hardfloor / Into the Nature
高中正義
「Singles」(’95)
幸宏さんのサディスティック・ミカ・バンド~サディスティックスでの元同僚。
'85の東芝EMI移籍後のシングル集。
高中さんは、夏っぽい、海っぽい、トロピカル
高中さんは、変にダンス系などに媚びるよりフュージョンっぽい方がいい。
高中さんは、良くも悪くも尖った部分が無い。
・高中正義 / Biscayne Blue
The Shamen
「En-Tact」(’90)
へこいサイケ・ニュー・ウェーブだったThe Shamenがクラブ仕様に!な1枚。
William Orbitらしい音が炸裂の「Hyperreal」のリミックスは、Orbit仕事で一番好きかも?
この後、The Shamenはさらに日和ってキャッチーな曲でチャートを賑わすようになりますが、下手ださラッパーMr. Cがより前面に出てくるようになってて、エレポだけどさほど好きでない。
・The Shamen / Hyperreal (Orbit mix)
今回のお気に入りは
George Michael
「Faith」(’87)
作詞, 作曲, 編曲, プロデュースなどほとんど自身で手がけ、Wham !のアイドル的イメージを完全に払拭した1stソロ・アルバム。
’89のグラミー最優秀アルバム賞を受賞しています。
その後も活躍を続け、実力派としての地位は揺るぎないものでしたが、残念ながら’16に53歳で逝去されています。
「Faith」のPVの最初に流れる「I want your Sex」(同じくアルバム収録曲で1stシングル・カット)は「ビバリーヒルズ・コップ 2」(’87)のストリップ・バーのシーン(これも懐かしい)でも使用されていましたね。
・George Michael / Faith
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