熊本市内から阿蘇方面へ向かう県道337号線沿いに鎮座する立田阿蘇三宮神社へ時折参拝しています。
鳥居が‘16年の熊本大地震にて倒壊し、竹の鳥居(写真左)になっていたのですが、めでたく’20に再建(写真右)され立派な鳥居が立っています。
参道を歩き提灯の下がった門をくぐります。
拝殿前には立派な御神木があります。
「筋無木」と呼ばれる御神木もあり、この木の葉を祈願したものを服用すると筋の病がたちまち治癒すると言われています。
主祭神:国龍神, 比咩御子神
祭神:健磐龍命, 阿蘇都比咩命
後醍醐天皇の時代、元弘二年(1332年)に阿蘇大宮司宇治惟直により勧請建立され、当初は現社殿の裏に鎮座していましたが、寛文元年(1661年)に現在地に遷座しました。
江戸時代には参覲交代にも利用された豊後街道(熊本市~大分市の鶴崎)の一部、特に加藤清正が整備した熊本市~大津町の間を大津街道と呼びますが、その往来の人々の守護をと御神託を受けての遷座だそうです。
拝殿~本殿の周囲にはぐるりと末社などが鎮座します。
出世稲荷神社
北村神社, 天神社
北村神社, 天神社の裏には、産巣日神や撫で石, 不苦労なども。
水かけ, 願かけ狛犬
拝殿~本殿横には立田龍神社、伊勢神宮, 阿蘇本社遥拝所もあります。
境内は木々に囲まれており、拝殿裏にも大きな樟があります。
三宮恵比須神社, 天満宮
御朱印は残念ながら現在はありません。
先日参拝した際に撮った正月仕様の鳥居の写真です。
各神社で熊本地震による被害からの復旧が進んでいますが、総本社の阿蘇神社の復旧も令和5年内には終わるようですね。
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