先週の音故知新です
Aztec Camera
「Dreamland」(’93)
Roddy Frameが憧れだった坂本教授にプロデュースしてもらったというアルバム。
こちらとしてもAztec Cameraと教授の夢の共演でしたが、当時はそんなに好きでなかったかな...。
いきなり教授感溢れる1曲目から始まりますが、全体としてはそんなに教授感はありません。
今改めて聴くと、Aztec Camera円熟期といった感じで良い仕上がり。
「Spanish Horses」は名曲ですね。
教授が弾いてるように聴こえるピアノも入ってる。
PVはアルバムとバージョンが違う...。
・Aztec Camera / Spanish Horses
Kirlian Camera
「Hologram Moon」(’18)
80年代から人知れず?やってるご長寿バンドですが、Dark Wave感が強くなって以降は割と普通になってしまったな。
出始めは偏屈なKirlian Cameraの名前に相応しく偏屈なことをやっていたのですが...。
・Kirlian Camera / Hologram Moon
Various Artists
「Lonely is an Eyesore」(’87)
4ADレーベルのコンピ。
This Mortal Coil, Cocteau Twins, Xymox、4ADの「死霊の盆踊り」と言われる(言われない)Dead can danceなど、見る人が見ればゴージャスな4ADを代表するアーティストを収録。
20数年ぶりに聴いたら、4ADらしく耽美で沈鬱的な曲が多いのですが、Dif Juzは’87にして結構ポストロックっぽい。
Cocteau Twins臭さも感じると思ったら、この曲はCocteau TwinsのRobin Guthrieのプロデュースでした。
・Dif Juz / No Motion
Depth Charge
「Nine Deadly Venoms」(’94)
安っぽいB級香港映画, 西部劇などのサンプリングで胡散臭さ増量。
ガラクタの入ったおもちゃ箱をひっくり返したような雑多なブレイクビーツ。(褒めてる)
・Depth Charge / Shaolin Buddha Finger
今回のお気に入りは
森高千里
「今年の夏はモア・ベター」(’98)
セルフカバー1曲, 越美晴作の1曲を除く他7曲が細野さんの作曲、全曲細野さんの編曲、「東京ラッシュ」は当然作詞もという、細野さん大活躍でプロデュースのアルバム。
さらには森高がドラムを叩いてる以外は、全ての演奏やらコーラスやらを細野さんがこなしています。
森高のアルバムというよりは「細野晴臣 featuring 森高千里」なアルバムで、実は細野さんファンのための, 細野さんによる, 細野さんのアルバムと言っても過言ではない。
・森高千里 / 東京ラッシュ
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