年が明けて、肥料がまたまた値上がりしました。
おそらく春にはまた上がるのでしょうし、秋にも上がるのでしょう。
これから書くのは、年明けの値上がりのお知らせがメーカーからFAXで送られてきた際に、書かれていたことです。
私は、現在の肥料の値上がりは、「バイオ燃料」と「輸送費の高騰」だと思っていました。
ならば、「いつかは(いつなのかは分かりませんが)値上がりも止まるだろう」と思っていました。
しかし根本的な原因は別にあるようです。
原因は「世界的な食糧事情の変化」だそうです。
中国やインドなどのように経済が急上昇している国々の食生活が肉食中心になっていることが最大の原因だそうです。
前述したような、「バイオ燃料」や「輸送費の高騰」は枝葉の理由のようです。
さてさて、世界の人口のかなりの部分を占めているような国が、肉食中心の食生活をすれば、当然のことながら肥料の方まで原料は回ってきませんよね。
しかも、この値上がりが収まるには、この中心たる原因がある程度収まってくれなければいけない。
ということは、インドや中国の経済発展が後退しなければいけない。
それって、いつのこと?
ま、当分の間ないですよね。
肥料関係者は真剣に考えないと、難しいですよ。