アメブロのアクセス解析を見ていたら、「あまおう たんそ病」のワードが一番多かったので、それに関して私なりの考察を書こうと思います。
あまおうの場合、高設育苗が主流になってきました。採苗もナイアガラのように高設が増えてきました。
それでも、たんそ病には悩まされています。
なくなることはないと思われているタンソ病ですが、軽減することはできるのではないでしょうか。
私は基本的に親苗からの伝染だと考えています。
高設であるということは、基本的には育苗期間中にタンソ病が伝染していく要素は限りなく少ないと思うんです。
つまりは、苗を一度全てフリー苗に替えたり、親床の消毒、ナイアガラの場合は培土の入れ替えのように一度新しく更新する必要があると思います。
この中で一番難しく、一番経費もかかるのが、全ての苗の入れ替えでしょうね。
入れ替えまでしなければいけない理由は、丹念に苗を選別したとしても、どうしてもその中にはタンソ病に感染した苗が残ってしまうのではないかと思います。
次に気をつけたいのが、消毒です。
育苗期間中にもちろん、タンソ病の消毒はするわけですが、そのやり方です。
みなさんは動噴を左右に動かしながら消毒してませんか?
それよりも、動噴を固定し、ゆっくりと歩きながらかけみませんか?
タンソ菌と言っていいのかどうかわかりませんが、タンソ病の元になるものは、葉かぎした後に露出される部分にい存在すると言われています。
イチゴの場合は、他の作物に比べて、背が低く、葉が茂るために中々その部分へ農薬が付着しません。
「葉かぎの後は、念入りな消毒を」ということは、こういうことではないでしょうか。
事実、そうやってじっくりと消毒した方は、タンソ病が軽減したと言う例もあります。
これって、あんまりお金もかからずに出来る方法だと思うんですが・・・
意外と盲点だったりしませんか?