先日、18時からのNHKラジオで公立病院の再建に携わる方の話がありました。
キャスターから「再建する際の一番のポイントは?」という質問に「職員一人一人の意識改革です」と答えられてました。
更には「公務員は特に変化を嫌う人達だから」とも言われてました。
意識改革はどの組織でも同じことが言えますね。
意識改革と一言で言えば簡単ですが、これは本当に難しいと思います。
意識改革をしなければいけないと言うことは、その組織の経営がままならないということでしょう。
「一人一人がその現状を理解して」ということですが、その裏には「そんなところにまで陥った原因はそれぞれにある」ということではないでしょうか?
そんな中でもちろん一番の長に一番の責任があり、社歴が長い人から順に責任は重いと思います。
しかし人は歳がいけば自分の間違いを素直に受け入れにくくなります。
素直に受け入れて「これからどうすればいいか」を真剣に考えていければ良いですが、素直に受け入れられない人間は自分のことは棚に上げて、その経営者ばかりを責めようとします。
公立病院の場合は市長や町長といったところでしょうか。
もちろん最高責任者に一番の責任があるのは当たり前であり、その人達はどうにか経営を潤滑にしようと必死のはずです。
しかし上記のことのようにそれを邪魔してしまう人がいるのも事実ですね。
であるからこそ、その意識改革に成功した組織は持ち直し、うまくいかない組織は潰れてしまうか、リストラという体裁の良い言葉で人員削減をするしかないのでしょうね。
しかしそのリストラも一時期は流行りのような感じがありましたが、その後の対応が悪いために格差やなんだと問題があがっているのでしょうね。